暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter12「最強の継承者」
[5/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
がいる。なのはがいる。フェイトがいる。はやてがいる。皆がいる」
4人はそれぞれお互いを見る。自分達の仲間を。
「生きているモノは1人では決して生きていけないし、戦う事もできはしない。もし1人で戦い続ければ、いつか孤独に呑み込まれる……だから皆……お互いに助け合って戦ってくれ」
「「「「………」」」」
普段と特に変わらない口調で話すルドガーだが新人達は彼の言った『1人で戦い続ければ、いつか孤独に呑み込まれる』という言葉を聞き、何故か恐ろしさを感じていた。だがそこで一緒にいる仲間達を想うと不思議と恐怖心が払拭されていき、何か熱いモノが胸の中で燃え始めているのに気付いた。
4人は今仲間が大切だという本当の意味を断片的にだが知る。だが今はそれでいい。
その意味を完全に知るには自分達で知るしかない。
「リイン、降下サポート宜しく」
「はいです」
リインは騎士甲冑姿になり、ルドガーに向け魔法を行使する。直後ルドガーの足元に白いベルカ式魔方陣が浮かび上がり、足元から頭上へ浸透する。
「これでオッケーですよルドガーさん」
「ああ」
ハッチ前までルドガーは向かい、下を見る。
既にルドガーの視界には今から着地しなければならないリニアレールが入っている。そしてここに立って改めて思うが、意外と高い。風に至っては若干肌に痛さすら感じる。
「ルドガーさん!」
「ん?」
飛び降りようとした途端呼び止められ、一旦その動作を止め声の聞こえた方を見る。
「ありがとうございました、ルドガーさん!私、やってみます!」
「……ああ」
その言葉が誰のモノだったかは問うまでもない。
ルドガーはハッチの方に振り替える事をせずバク転でハッチから飛び降りる。
重量に引かれるまま、もの凄い速度でリニアレールに向け降下する。
降下中に降下ポイント周辺にいるガジェットが自分達の武装の射程内にルドガーが入ると一斉に攻撃を開始し、閃光がルドガーに次々に襲いかかった。
「はあぁぁぁぁぁ!!」
腰元から双剣カストールを出撃させ、それら全て斬り捌き一発も擦る事なくリニアレールへ見事着地。
しかしその直後……
「……!」
着地した前方にいた複数のガジェットの攻撃によりルドガーの居た場所は爆煙に包まれる。
「「「「ルドガーさん!」」」」
ヘリにいるフォワード達はその光景に至るまでの状況を一部始終見ていたので悲鳴に近い声でルドガーの名を叫ぶ。だがそれから直ぐ変化が起こる。爆煙の中から氷塊が地面に沿ってガジェット目がけて直進、前方にいたガジェットの半数を破壊する。生き残ったガジェットは爆煙の中に再び攻撃を開始。
だがガジェット達は気付かない……自分達が無駄弾を撃ち続け
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ