第30話 一行は麻帆良に入るようです
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Side out
Side 愁磨
「遂にやって来ました、麻帆良学園!!!」
あれから俺達は、詠春の所に行って身を隠したりまったりしたり、
魔法世界に行って計画の準備を進めたり遊んだりしていた。
・・・真面目にやる事はやったんだぞ?
「エヴァ、エヴァ。あああ、早く会いたいわ……。
でも、もう少しだけ待っててね!!」
「師匠・・・もとい愁磨さん、ノワールさんはどうにかならないのかな?」
真名はその後、恵司と同じ武器が良いという事で俺が銃の扱いを教えて、
ノワールが実戦訓練、アリカが治療担当となった。(アリカの通常魔法制御の練習にもなった。)
アリアとも模擬戦をしていた為、魔法剣士ならぬ魔砲銃士になった。
弾は自分で調達する、と言ったので援助していない為、
魔砲弾は経費が馬鹿にならないらしく、滅多に使う事は無いが。
「エヴァ、エヴァあああああ!!すまない、不出来な兄を許してくれ!!」
「………ああ、こっちの方が重症だったね。」
「・・・・パパ、エヴァずるい。」
真名は悪魔とのハ−フの為か、数年でいきなり大きくなっていきなり成長が止まった。
身長、追い抜かれた・・・・。
そうそう、アリアと真名で何故か衝突が無く、至って平穏だった。
むしろ二人っきりで遊びにすら行く事もあった。・・・嬉しいんだけど、ちょっと寂しい。
「アリア、エヴァとは仲良くしてな。えーと……姉みたいなものなんだから。」
「・・・・・・・ちょっとだけ、頑張る。」
「いっつもそれだ……。」
「して、愁磨。この後はどうするのじゃ?」
「えーっと、詠春とクルトが話しはしてるみたいだから……とりあえず学園長の所行くか。」
実は密かに楽しみにしてた事が一つ。
・・・・それは、あのジジイが本当に人間なのか見極めるって事。
Side out
Side 近右衛門
「フゥ………。」
おっと、思わず溜息をついてしもうた。
しかし、溜息も出るというものじゃ。今日、婿殿が話して来た人物・・・
さらに、本国の新任とは言え、議員殿から配属命令が来た人物が来る。
これが同一人物だと言うから(複数が一致しておるのじゃから更に)驚きじゃ。
関西呪術協会と関東魔術協会でさえ、仲が悪いと言うのにじゃ。
・・・・監査官とかじゃったら、ワシ、逃げても良いかのう・・・?
コンコン
「学園長。新任の先生方と生徒が到着致しました。」
「おお、しずな君か、ご苦労。通してよいぞ。」
「失礼します。さぁ、みなさんどうぞ。」
しずな君が
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