第60話 鉄巨人
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グ「どぉりゃあーーーーーっ!!」
やっと最後の1体を倒した。こうゆうのが一番厄介なんだよな。
ユ「大丈夫グレイ?」
グ「お前こそ、魔力使いすぎたんじゃねぇのか?」
ユ「えっ!そ、そんなことないよっ!」
おい、目が泳いでるぞ・・・ったく、相変わらず嘘つくの下手だな・・・
ユ「と、とにかく、早くみんなを追いかけよう。」
あ、今話し逸らしたな。俺とユモは次の道に進もうとすると、
ゴチーーーン!!
グ「ぬぉっ!!」
ユ「キャアッ!!」
道の手前で何かに思いっきりぶつかった。後ろからついてきたユモは俺の背中にぶつかる。
ユ「きゅ、急に止まらないでよ。どうしたの?」
グ「な、何かにぶつかったはずなんだけどよ・・・」
俺がぶつかったところには何もない。もう一度ぶつかったところを触ってみると、紫色の文字が浮かび上がった。これって・・・!!
グ&ユ「術式ッ!?」
閉じ込められたってことかよっ!いったいどこのどいつがいつやったんだよっ!!?
?「その術式を仕掛けたのは俺だ。」
グ&ユ「!!!」
振り向くと、銀色の髪の毛に青いめがねを掛けて、白衣のポケットに手を突っ込んだ男が立っていた。
S「俺はMr.S。お前等の事はジョニーさんから聞いている。この術式は、俺に勝たないと解けない術式だ。」
グ「面白れぇじゃねぇか。」
ユ「楽しくなりそうだね。」
S「勝負開始だ。」
さっきのロボットのせいで魔力を結構使っちまったからな。慎重にいかねぇと。
S「アイアンメイク、巨人ッ!!(ジャイアント)」
こいつも造形魔道士かっ!すると、地面が大きく揺れたと思ったら、地面にヒビが入り、そこから銀色の巨人が現れたっ!!巨人の銀色の体が少し光っている。
ユ「て、鉄の巨人・・・」
こりゃあまた、厄介なやつだぜ。鉄巨人は俺とユモの方にゆっくりと近づいてくると片足を上げて俺とユモを踏み潰そうとする。が、足を動かすのもゆっくりだ。これじゃあ隙だらけじゃねぇか。とっとと倒して、みんなと追いつかねぇとな。
グ「アイスメイク、大鎌ッ!!(デスサイズ)」
鉄巨人の足を狙って攻撃したが、
パキィン!!
グ「なっ!!」
氷は粉々に崩れた。
S「鉄巨人は、速度が遅い代わりに、防御力がある。それに、俺が造ったあのロボ軍隊と戦ったせいで、魔力を使いすぎたみたいだな。」
グ「計算済みってことかよ。」
S「そのとおりだ。俺の形勢逆転ってことだ。」
くそっ!
ユ「あっ!いいこと思いついたっ!」
ユモがポンッと手を叩く。
グ「な、何だよいきなり・・・」
ユ「あいつを倒す方法を思いついたんだ。」
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