第59話 イカロスの翼
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水魔法・・・」
ショ「させるかっ!マジックハンド!!」
H「なっ!?」
ショールがHの後ろから動きを封じる。
ショ「エルザッ!攻撃しろっ!!」
エ「し、しかし、それじゃあお前が・・・」
ショ「俺の事はいいっ!!まずはこいつを倒すのが優先だっ!!」
エ「ショール・・・」
いかにもあいつらしい考えだな。
H「離せぇっ!離せぇっ!!」
ショ「そう言われて離すバカがいるか。」
抵抗するHをショールが必死に食い止める。ショール、当たったらすまない・・・
エ「天輪・繚乱の剣ッ!!(てんりん・ブルーメンブラット)」
銀色に輝く剣が一斉にHに襲い掛かる。
H「アァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
砂煙が舞い上がる。そして、Hはその場にドスンッと音を立てて倒れた。私は換装を解くと、
エ「ショール・・・!?」
ショ「俺は平気だ。そんなに心配しなくても大丈夫だって。」
所々掠り傷を負ったショールが砂煙の中から出て来た。
ショ「それにしても、やっぱりエルザは強いな。」
エ「た、大した事では、ない・・・/////////////////////」
その時、
H「・・・ま、待tnさい、y・・・」
エ&ショ「!!?」
ボロボロになったHがよろよろと立ち上がる。ショールは私をHから守るように私の前に立つ。
エ「まだやるのか。」
ショ「無理すると、体によくないぞ。」
H「J・・・ジョニーhかsg、おk、ると、dうnるk・・・科学h・・・yうsいにnんか、mkない・・・」
何を言ってるのかさっぱりだった。まるで、壊れたロボットのように・・・次の瞬間、
バゴォォォン!!!
激しく炎を噴出しながらHが爆発したのだっ!!私とショールは爆風の風圧で壁まで吹っ飛ばされた。私は頭を強く打ち付ける。
ショ「エ、エルザ、大丈夫か?」
エ「あ、あぁ、すまない。」
私はショールの差し伸べてくれた手を握って立ち上がる。
ショ「まさか、このギルド・・・」
エ「あぁ。きっとそうだ・・・」
私は、近くにあった片方のレンズが割れた赤いめがねを拾いそっと握りしめた。
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