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ソードアート・オンライン〜黒の妖精〜
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?」
「俺?えーと、二年経ったから〜・・・18、かな」
「・・・・・はああああ!?」
18だああああ!?
この精神年齢(見たところ)激低なレオがああああ!?
「18・・・・う、ウソじゃないよね?」
「年にうそついてどうすんだ、男なのに」
「ウソ・・・・」
もう、絶句以外の何物でもない。
すると、レオが、お前は?と問いかけてくる。
「・・・私は・・・・えーっと・・・・まだ誕生日が来てないから、15・・・来月あたりで16」
今度はレオが目を見開いていた。
「15!え、これじゃ俺、ロリコンじゃん・・・・無理矢理引っ張ってきたような・・・いや、見た感じで俺と同じくらいかなーなんて思ったんだけど・・・」
あたふたするレオ。
私はなんだかおかしくなって、噴出してしまった。
そういえば、今更だけど、始めてあって、初日で自分から歳を訊けるまで打ち解けていたことに、驚く。
「まぁ、まぁ、話を戻そう、レオ」
「お、おぉ・・・・」
あー、ヤバイ、笑いがこみ上げてくるー
「レベル上げスポットは、私よりアスナさんとかお兄ちゃんのほうが詳しいから、二人にきくといいy」
「ちょ、待った!?俺にあの、閃光のアスナ さんと話をしろと!?つか兄?」
どこまでもテンションが高い奴だ。
あ 駄目だ 今あの二人に合わせたら  クソラヴラヴしてるやろーどもに 純情(見たところ)なレオが鉢合わせしてしまう。
「アスナさんはやっぱ駄目!えーっと・・・お兄ちゃん?えーっと、知ってると思うけど、プレイヤーネームはキリト」
「キリト・・・・黒の剣士?」
「そう、ソレ」
「お前の兄貴が?」
「うん?」
「じゃお前は」
「はい?」
「黒の妖精?」
「・・・・ナニ、ソレ?」」
兄は「黒の剣士」だよ?うん、若干私の自慢でもあるよ?(※ブラコンじゃないです)
で、私が・・・・なんだって?
「だから、黒の妖精。」
「黒の妖精ぃ?っていうか、何でお兄ちゃんに妹がいるって知ってるやつがそんなトコにいるの?」
「えーっと、74層のボスを踊るように撃破した、黒の剣士の妹・・・だっけ?軍の奴等が広めてたぜ」
「・・・・・」
開いた口がふさがらないとはこういうことか。
「そう・・・・そうなんだ・・・」
「へー、有名人がこんなところに」
レオによると、中層下層では既に名は通りまくっていているらしい。
「もぉ・・・・やだよおおお・・・・・」
私はテーブルに頭を打ち付けた。
そんな私を、レオが哀れむような眼差しでみていた・・・のを私は知らない。
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