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ストライクウィッチーズ1995〜時を越えた出会い〜
第六話 未来のユニット
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とを鑑みれば、どうあっても本国に事実を暴露するわけにはいかないのだ。
「ところで、さっきは誰に電話をしていたんだ?」
「あぁ、私の頼れる上司よ。多分、今の私たちが一番信用出来て、一番頼れる人ね」
「……? どういう意味だ、ミーナ」
怪訝そうな表情をするバルクホルンに、ミーナはそっと微笑んで言った。
「そのうち分かる時が来るわ。だから今はまだ内緒。ね?」
「……まあ、ミーナがそう言うなら問題はないのだろうな」
そう言ってバルクホルンも引き下がる。
「さぁ、今日はもう寝ましょう。体を休めることもウィッチの仕事よ」
「そうしよう。――おやすみ、ミーナ」
「おやすみなさい、トゥルーデ」
そう言ってバルクホルンは司令室を出ていき、ミーナもまた自室に戻ってベッドに潜り込む。
緩やかに夢の世界へと落ちてゆく彼女たちを、月だけがそっと見守っていた――
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