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俺はシカマルの兄だったようです
二十一章
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悠太SIDE

今は第三試験予備選だ

原作と同じようにカブトが辞退

現在終わって居るのはサスケ戦とシノ戦である

そして今からあるのは何故か・・・・

サクラVS衣夜

姉妹対決だ

四代目は何を考えてるのか・・・・想像しただけで頭が痛くなるな

まぁ、面白そうだし・・・・一期のサクラはあんまり好きじゃないし・・・

別に良いか

「衣夜〜〜!どうせやるなら、本気でぶっ潰せ」

俺の声援(?)を聞いて、衣夜が此方を向いた

「分かってるわよ!サクラに・・・姉の恐ろしさ、分からせてあげるわ

だからサソリ!勝ったらパフェ奢りなさいよ〜!」

「クククッ・・・・勝てたら、考えてやるよ」

「約束よ!!」

そう言って嬉々として向き直る衣夜

あぁヤバい これは絶対本気だ

甘い物が賭かったときのアイツは恐ろしい

特にパフェとかは・・・・

「ご愁傷様だ、サクラ」

「どうか死にませんように・・・・」

柚乃と2人で手を合わせる

その直後、試合開始の合図が出された

「これより 春野サクラ対春野衣夜の試合を始めます

・・・・始めっ!!」

月光ハヤテの合図により、サクラが早々に攻撃をしかけた

「ハアァッ!!!!」

ゴンッ!!!!!!!!

その渾身の一撃であろう蹴りを、衣夜は

意図も容易く叩き落とす

足を叩き落とされることでバランスが崩れたサクラに

衣夜は容赦なくクナイを投げつけた

「っ!!…私は、あんたを越える!!!」

サクラも負けじとクナイで応戦するが・・・・

「駄目だな、この試合

面白味も何もあったもんじゃねェ」

「あぁ・・・あの妹が、姉の情けに気付かねェかぎり・・・

衣夜に勝てる勝算は一生・・・0のままだ」

サソリはそうやって、淡々と続けた

「サクラさん・・・昔から妥当衣夜 なんて言って燃えてましたからね・・・・」

「・・・・まぁ当たり前だろう

サクラ達は他でもない一般家庭出身だ

基本は一般家庭は忍者としての出来ではなく家での働きなどで子を見る

どちらが優れてるか、なんて

一般の親じゃ分からねェからな

只でさえ要領の良い姉を越すには

この戦いは打ってつけだ」

「でも・・・その感情の乱れが仇となるんですよね」

「あぁ、感情任せな行動は

動きに無駄をつくる

そして隙が生じやすくなり、すぐに負ける

これは忍びの世じゃ常識なんだが・・・・まぁしょうがないか」

そう言って、俺達は2人の試合に目を向け直す

よく見れば、彼女の班員等はどちらを応援して良いのか分からないようだ

それもそうだろ
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