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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
白夜叉=変態
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たちも同じか?」
「ええ、私も試されてあげてもいいわ。」
「右に同じ。」
「正直に言うと、あんたと本気でやりあうなんて、ごめんだよ。」

三人は意地を張り、一輝は純粋に降参した。

「そうか、解った。正直に言ったものもいるようだから私も真実を言わせてもらうが、私が魔王だったのは、もう何千年も前の話だ。今は元・魔王といったところだな。」

そんなことを言っているとかなたにある山脈から甲高い叫び声が聞こえた。

「何、今の鳴き声。初めて聞いた。」
「ふむ・・・あやつならおんしらを試すには打ってつけかもしれんの。」

というと、白夜叉は山脈に向かって手招きをし、山脈からグリフォンが飛んできた。
あの距離でよく見えたな。

「グリフォン・・・嘘、本物!?」

《耀ってあんな驚いた声出せるんだ!?》

耀はグリフォンに驚き、一輝はそんな耀の様子に驚いた。

「さて、おんしらにはこのゲームに参加してもらう。」

そういうと、白夜叉は輝く契約書類を十六夜に渡す。

『ギフトゲーム名 “鷲獅子の手綱”
・ プレイヤー一覧 逆廻 十六夜
          久遠 飛鳥
          春日部 耀
          寺西 一輝
          六実 音央
          六実 鳴央

・ クリア条件 グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。
・ クリア方法 “力”“知恵”“勇気”の何れかでグリフォンに認められる。
・ 敗北条件  降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
                            “サウザンドアイズ”印』


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