暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Cそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
[10/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ジリジリとにじり寄ってくるぬいぐるみ軍団。私たちはそれぞれデバイスを向け、警戒。そしてぬいぐるみは一斉にピョンって跳ねて、私たちの頭上へ。それは正しくボディプレス。急いでその場から散開。遅れて地面に腹這いで落下したぬいぐるみは、そのままポヨンポヨンと跳ねる。あれなら受けてもそんなに酷いことにはならないかも。跳ね終えたぬいぐるみが起き上がって、
『ぼくたちおもちゃ♪』
『子供の相手♪』
『大人の相手♪』
『楽しんでもらえるように♪』
『いっしょにあそぼう♪』
『でもいつも遊ばれるのはわたしたち♪』
『小さい小さい僕たち♪』
『少し疲れたから、今度はぼくたちが人間で遊ぼう♪』
『でも大きい人間たちにはかなわない♪』
『だから小さくしちゃおう♪』
『私たちより小さくしちゃおう♪』
『これで遊べるねそれで遊べるねずっと遊べるね♪』
ぬいぐるみ達が歌い始めた。それは、私たちが小さくなった理由そのものの歌詞。歌が終わると、私に向かってイノシシと馬と虎のぬいぐるみが突進してきた。アリサちゃんには猿と牛とニワトリ、すずかちゃんにはネズミとウサギとヘビ。シャルちゃんには羊と犬と龍が向かって行った。
「みんな! 向かって来る敵は撃滅!」
“キルシュブリューテ”の刀身に真紅に光り輝く魔力が迸って、シャルちゃんは柄を両手で握りしめて横一線に振り払った。
――光牙烈閃刃――
刀身から放たれるのは、剣先の形をした斬撃――ううん、それはもう砲撃だった。その一撃で、シャルちゃんに向かっていた3体のぬいぐるみは消し飛んじゃった。
≪マスター。今は敵に意識を≫
「あ、うん! レイジングハート!」
≪Divine Shooter≫
「シューット!」
魔力弾ディバインシューターを6発、ぬいぐるみ1体につき2つずつ撃ち込む。どれも額に直撃だった。だけど少しふら付くだけで、突進は止まらなかった。だったら・・・「フライアーフィン!」足首に魔力の翼を展開。体を浮かせる。
「新魔法第一弾! フラッシュムーブ!」
≪Flash Move≫
高速移動魔法――フラッシュムーブを発動して、迫り来るぬいぐるみ3体へ向かって前進。今の私じゃまだ練習が足りないから複雑な軌道での移動は出来ないけど、前進・後退くらいなら問題ない。そして「新魔法第二弾!」フラッシュムーブからの連続技・・・
「せぇぇぇーーーいッッ!!」
≪Flash Impact≫
圧縮魔力を“レイジングハート”に乗せた打撃魔法――フラッシュインパクトで、先頭だった馬のぬいぐるみの首を殴打。命中した時に魔力が光を伴って炸裂して、馬に追加ダメージを与える。そのまま“レイジングハート”を振り抜いて
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ