暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Cそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
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と降下し、フェイト1人がジュエルシードへと歩み寄り、“バルディッシュ”を掲げて見せた。
「ジュエルシード、シリアル2・・・封印!」
ジュエルシードが“バルディッシュ”のコアへと封印され、その姿を消した。短時間で2つも封印したフェイトは「ふぅ」と大きく息を吐き、フラッとその場に座り込んだ。
「フェイト!」
アルフがフェイトに駆け寄り、肩を腕を回して抱き寄せた。額に汗を張りつかせたフェイトはアルフに助けてもらいながら立ち上り、「だ、大丈夫。テスタメント。次の現場へ移動しよう」とか言い出した。さすがに「死ぬ気?」と呆れ果てる。アルフとて「無理だよフェイト!」力づくでフェイトを座らせた。
「もう午前中は休むように。でないと次のジュエルシードの場所へは案内しない」
「っ!・・・そんな・・・!」
アルフに渡したジュエルシードの在処を記したメモは既に無い。私がアルフの誘いに乗ってフェイト達と同盟を結ぶと決めた際に、フェイトが目を覚ます前に破り捨てた。こういう風にフェイトが暴走した時の為の保険だ。私しか知りえない情報を盾に、彼女の暴走を抑えるために。
「フェイト。今は休もう。2つ連続でそんな状態なのに、休み無しでもう1つなんて無謀だよ」
「・・・判った。でもちょっと休んだら必ず・・・」
「念を押さなくても大丈夫。午後に1つ回収して、今日はそれで終わり。明日の午前と午後で2つ。残り3つは少し面倒な場所に在るから、明後日だ」
「そんな悠長なこと言ってたら、あの子たちや管理局に取られる・・・」
「あなたの心配はごもっとも。だから昨夜、私がすでに行動で示していたでしょ。高町なのは達とジュエルシードを賭けて戦い、勝てばいい。まぁ、負けたらこっちが失うことになるけど」
「大丈夫。絶対に勝つ」
「そうだね。フェイトとあたし、ついでにあんたが居りゃ、よほどのことが無い限り負けないさ」
この賭け勝負においてメリット・デメリットがあるのはなのは達とフェイト達だけ。しかし私にとって、勝とうが負けようがどちらにしてもデメリットは無い。
(すまないな。フェイト、アルフ)
アルフに膝枕してもらったフェイトはそのまま静かに寝息を立て始めた。姉妹のような2人を眺めながら、すずかの家のジュエルシードが封印されたのを確かめた。
†††Sideルシリオン⇒なのは†††
「灯台下暗しとはこのことよね・・・」
「えっと・・・ごめんねアリサちゃん、なのはちゃん。まさか自分家の庭に在ったなんて思わなくて・・・」
「ううん。でも、あの子猫には悪いことしちゃったね」
朝早くにシャルちゃんにしごかれ、その最中にエイミィさんからすずかちゃんの家にジュエルシードが在るって言われて驚いて、ティファさん
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