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勇者はISから世界を救いに行く
前世で何を思う
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「ふ・・ふふ・ふんふ〜」

どこからか鼻歌が聞こえる。

「それでは最後にチェックチェック〜」

うんと、と何か付ける音が聞こえて

「もすもすひねもす〜」

「何!その呪文?!」

やばい、あの変人のせいでついツッコミが

「さっすが私間違いは無かった!」

一瞬で理解した。またこのパターンか

「あの〜、この状況を順に説明してください」

「よ〜し!まず君の事を教えよう」

そう言って座りながら仰け反りながら椅子を回して後ろを向いた。

「まず君はこの篠ノ之束ちゃんが作った超高性能AI・・・・」

ちょっとメルヘンが入ったような格好でしゃべりだしたが俺の耳は

(まず、最後にお主が見たのは強制転生槌「また来週」でだな最近このまま消えたいとかぬかす輩が出てきておるから転生したら記憶はなくなっていると言ってるのに・・)

さっきの神?の愚痴とともに聞かされていた。

(とりあえずお前は黙ってろ)

(なに!この私がお前の為を思って説明を)

(お前の説明より彼女の説明の方が大切だ)

そう、神(?)なんかよりも目の前で活き活きと話している彼女の説明の方が大切に思えてしょうがなかった。

(話を聞かぬなら勝手にやらせてもらうぞ)

え?等を言う前に目の前が白くなっていった。




彼が目覚めるとそこは寝室だった。

「う〜ん、さぁて仕事だ」

伸びをして気合を入れると素早く着替えをして寝室を出て行った。

彼が家から出ると活気あふれる街だった。

彼は街の商店街の成果店で働いてる。

「ありがとうございました。」

買ってくれたお客には最大限のお礼を表す。彼はその時のお客の笑顔が何よりも好きだった。

「いつものある?」

「いつものですね、ありがとうございます。」

特に綺麗な女性やカワイイ女性の

「済まない、注文をいいか?」

声の先には髪の毛を二つに垂らしている女の子がいた。

「トゥルーデちゃん今日も元気そうでなによりだ」

「ちゃん付けはやめてくれといつも言ってるだろう」

そう言いながらメモと代金を渡す。

「そう硬いこと言うなよ、ほい」

そう言って果物を詰めた袋を渡す。

「でわ、またな」

「気をつけてな」

そう言って彼女は人混みに消えた。

ふと、空が暗くなった。

キュイイイイイン!!

そして不可解な声が聞こえた。いや声なのか分からないだがそれは空を覆う全体が黒く所々(ところどころ)に赤くなっている飛行物体から発せられていた。

「おい、なんだあれ?」

最初は皆不思議がっていたが次の瞬間

キュィィイイイン

逃げろ!この言葉を聞いた
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