第25話 決着は嵐の前のようです
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ば事足りる。
「【『熾天覆う七つの円環』!!
『追う者』『貫く者』『轟く者』『初源』『|終焉《オメカ
゙》!!!】」
――パリィィィン!! バリィィィィン!!
オリジナルで創った宝具を5つ呼び出す。
――パリィィィィン!
これで、残りはあと七枚。
「【展開、『束ねる者』 武装付与:『追跡者』-『初源』
『貫く者』-『終焉』『轟く者』!!】」
『禁箱』から出したのは、一本の槍。
しかしそれは、針がそのまま槍に成ったかのように、武骨さも無く装飾の類も一切ない。
当然だ。これに俺が求めたのは『集約する事』。
「『ヌ・・・?』」
バリィィパリィィィン!!!――パリィィン!
この組み合わせが危険だと直感で感じたのか、攻撃が更に激化する。
「【残念、もう終わった。《モード:『神子殺之故神槍』》。
きっえっろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!】」
ボッ!!
ロンギヌスを『造物主』に全力で投げつける。
「『その様な実直な攻撃が当たるものk―――』」
ノワールの≪夢無明亦無≫と比べると速さが全く足りないが、
この槍は魔弾。故に――――
「【悪いな、それは必ず当たるんだ。】」
パパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!
『造物主』の障壁を、先程の堅固さが嘘のように貫いて行く。
「『な!?』」
驚愕の言葉と同時にロンギヌスが『造物主』に突き刺さり、炸裂する。
「【お疲れさん、アリーヴェデルチ。】」
ドッグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!
爆光が部屋を包み込み、間もなくドチャッと言う鈍い音が響く。
「『ば、かな・・・我の障壁は『創造物』用に特化させてあったのだぞ・・・!?』」
体が半分吹き飛びながらも、『造物主』は俺を睨みつける。
「【分かってんじゃねぇか。なら、後は簡単な話。
俺の創造物の攻撃力が、お前の障壁の防御力より強かった。単純明快、故に真理であり全てだ。】」
「『クフ、ククク・・・我の予想より貴様の方が上だったと言う事か・・・・。』」
「【冥土の土産に教えてやろう。
今のはな、『追跡者』により永久に追って来る槍にして、『初源』により『貫く者』を
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