GGO編
episode1 その手に持つ兵器は
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「はいはい。これだね?」
焦りを隠せないシノンの前での短いやりとりに、ぽかんと口をあける。周りの面々が大きく頷き、押されていた時の焦りが、魔法の様に消えたからだ。ミオンの応急手当てをうけながらストレージを操作したツカサの手に生じるのは、彼の愛銃である《アンタレス》よりはスモークの効いた、しかしそれでもなお美しい赤に輝く、銃剣。
「……あの、」
「ああ、シノンちゃん、よーく見とくといいよ?」
呆然と問いかけるシノンに応えたのは、ツカサ。
その優男風の外見の、丸いサングラスの下に浮かぶ、三日月の様な笑み。
「ラッシーの、銃撃戦。めったに見られない彼の……僕の師匠の、ガン・カタさ?」
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