第22話 世界は思ったよりも大きいようです
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後ろに居るわよ?」
と、エルザさんの後ろから、影になっていたヘラス族の子が出て来る。
「ようやく、会えたのじゃ……。(キュピィーーン
お………………。」
・・・・シュウを見ているのは気のせいかしら・・・?
ダダダダダダダダ!!! バッ!!
と思ったら、いきなりシュウに飛び付いたわ!
「おわ?!ちょ、一体なn―――」
「お姉さまーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「「「「「「「「…は?!」」」」」」」」
みんな呆気に取られて呆然となるけれど・・・・、
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「・・・・パパから、離れて・・・・・・。」
・・・一人だけ、戦闘モードになっているわ。
今回ばかりは私は知らないわよ?
Side out
Side 愁磨
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
皆様、如何お過ごしでしょうか?
俺達は、ウチの娘がお怒りで大変です。
理由?俺の腕にしがみ付いているテオドラが原因でしょうね。
「・・・・パパから、離れて・・・・・・。」
魔力(天使だから神力?)を迸らせ、まるでスーパーサ○ヤ人が如く髪を戦慄かせ
近づいて来るアリア。テオドラは震えて更にしがみついて来るし、
『紅き翼』の奴らはダラダラ汗をかいて居やがる・・・。
うん、忘れてたけどアリアって『神』だったな。
魔力はナギよりあるんだよな・・・。まぁ、英雄補正でナギの方が強いんだけどさ。
――っと、今はそれよりアリアだな。
「ハイ、ジャック。ちょっとテオドラ頼むわ。」
テオド・・・めんどいからテオでいいか・・・を引き剥がし、
一番近かったジャックに渡す。いや、固まってたから無理矢理だが。
「ほら、アリア。おいで。」
しゃがんで両手を広げてアリアを呼ぶと、とてとて走って首に抱き付いて来る。
「フゥ〜・・・。愁磨、アリアちゃんを不機嫌にさせないでくれよ・・・。」
「ある意味、一番手が付けられないからな・・・。――よっと。」
ヒョイッと抱き上げてやると、ちょっとムスッとしながらスリスリして来る。
・・・普段が無表情だから、破壊力が・・・!!父力が溢れそうだ!!
「ハァ、ハァ・・・、フフ、良いですね・・・。
ほら、アリアちゃん、こっち向いてくd「(バギャ!)」あぁぁあああ、カメラが!?」
「変態ハ、駆除シナイトイケナイワネ…………?」
「私の娘(いや、アリアには姉と思われておるが・・・)に不埒な真似をするとはいい度胸じゃな。
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