暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第22話 世界は思ったよりも大きいようです
[3/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
後ろに居るわよ?」


と、エルザさんの後ろから、影になっていたヘラス族の子が出て来る。


「ようやく、会えたのじゃ……。(キュピィーーン

お………………。」


・・・・シュウを見ているのは気のせいかしら・・・?


ダダダダダダダダ!!!   バッ!!

と思ったら、いきなりシュウに飛び付いたわ!


「おわ?!ちょ、一体なn―――」

「お姉さまーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「「「「「「「「…は?!」」」」」」」」


みんな呆気に取られて呆然となるけれど・・・・、


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「・・・・パパから、離れて・・・・・・。」


・・・一人だけ、戦闘モードになっているわ。

今回ばかりは私は知らないわよ?


Side out




Side 愁磨


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



皆様、如何お過ごしでしょうか?

俺達は、ウチの娘がお怒りで大変です。

理由?俺の腕にしがみ付いているテオドラが原因でしょうね。


「・・・・パパから、離れて・・・・・・。」


魔力(天使だから神力?)を迸らせ、まるでスーパーサ○ヤ人が如く髪を戦慄かせ

近づいて来るアリア。テオドラは震えて更にしがみついて来るし、

『紅き翼』の奴らはダラダラ汗をかいて居やがる・・・。


うん、忘れてたけどアリアって『(てんし)』だったな。

魔力はナギよりあるんだよな・・・。まぁ、英雄補正でナギの方が強いんだけどさ。

――っと、今はそれよりアリアだな。


「ハイ、ジャック。ちょっとテオドラ頼むわ。」


テオド・・・めんどいからテオでいいか・・・を引き剥がし、

一番近かったジャックに渡す。いや、固まってたから無理矢理だが。



「ほら、アリア。おいで。」


しゃがんで両手を広げてアリアを呼ぶと、とてとて走って首に抱き付いて来る。


「フゥ〜・・・。愁磨、アリアちゃんを不機嫌にさせないでくれよ・・・。」

「ある意味、一番手が付けられないからな・・・。――よっと。」


ヒョイッと抱き上げてやると、ちょっとムスッとしながらスリスリして来る。

・・・普段が無表情だから、破壊力が・・・!!父力が溢れそうだ!!


「ハァ、ハァ・・・、フフ、良いですね・・・。

ほら、アリアちゃん、こっち向いてくd「(バギャ!)」あぁぁあああ、カメラが!?」

「変態ハ、駆除シナイトイケナイワネ…………?」

「私の娘(いや、アリアには姉と思われておるが・・・)に不埒な真似をするとはいい度胸じゃな。

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ