第一部
誓う言葉
衝撃の事実。2
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いけど、
明らかにハンコックの言葉に腹を立てているのか・・・怒号だけが辺りに鳴り響く
中将「さっきも言ったはずだ!!世の我が儘が許されると思うな!!」
ソニア「うふふ・・・姉様たちの性格は最悪よ?だけどそれが許される」
マリー「ええ・・・許される理由がある」
蛇の頭に乗っていたハンコックが蛆虫どもがうじゃうじゃいる海賊船に降り立つと、
海軍中将と真っ直ぐ向き合う
ハンコック「何故だか分かるか?わらわは何をしようと・・・美しいから許されるのじゃ」
うん分かるよ、その性格←
さっきも子猫を蹴っ飛ばしてたもんね←
そして前にもギガルを蹴り飛ばしてたよね←
蹴り飛ばしたことに驚いたけど、それ以前に泣き出してあたしの元に来たギガルに驚いたんだよね←
ハンコック「わらわに見惚れる忌まわしき者たちよ・・・お前たちの身体を固くする」
・・・あ、ハンコックのあの華麗なる技が出るぞ←
ハンコック「メロメロメロウ」
・・・やっぱスゲェーな、ハンコックは←
海軍中将以外は全員、固まっちゃったし・・・
ハンコック「弱心を克服するために己を傷つけるとは・・・」
海軍も海軍だけど、中将のくせにここまで粘るとか蛆虫嫌だわ←
ハンコック「平穏なるアマゾンリリーへ戻るぞ」
「「「はい!!!」」」
最後の最後まで積荷を奪う海賊女帝、やっぱ無敗だわ←
レオン『・・・リノ、どうする?』
九蛇海賊船がアマゾンリリーへと出航し始めると、
あたしはレオンと一緒に来た真っ暗な通路を戻っていた
リノ「・・・どうするも何も・・・あたしは絶対、行かない・・・」
レオン『・・・一目、会わないのか?
このままアイツが死ぬ時まで・・・会わないのか?』
リノ「・・・どんな顔して会えって言うの・・・」
レオン『・・・・・・』
この真っ暗な通路があたしの心中を現してくれるかのようにずっといたかったけど
ドアの外からアマゾンリリーに着いたことが分かるように黄色い声がここまで響き渡ってきた
ソニア「リノ様、着陸しますよ〜」
リノ「一番最後に出るよ」
ソニア「そう・・・ですか」
わざわざあたし達の後を追ってここまで走って来てくれたサンダーソニアに軽く断りを入れてから
ハンコックたちが舟を降りていくのが分かる
リノ「・・・流石に今、あの群衆の中に行く気はない」
レオン『ミファルを呼ぶか?』
リノ「お願い。」
レオン『任せろ』
暗闇の中
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