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少年は魔人になるようです
第14話 時はメイドインヘヴンのようです
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リア、日本じゃないけどいいか?」

「うん。そこも行ったことないから、たのしみ。」

「そう、なら…………。」


とノワールは『神』達が集まっている所を向き、大声で言う。


「ミカエル!!あの子達の事、頼むわね!!」

「貴方に言われずとも助けますよ!!!」


短い遣り取りを終えると、再びこちらを向く。


「本当に良いのか?

ノワールを助けようとして捕まったんだから、挨拶くらい……。」

「…いいのよ。ミカエルが説教するだろうから、私も居たら一緒に文句言われちゃうもの。」

「……ふふ。よし、なら行くか!『次元転移!魔法世界!!』」


バシュウ!!!


―――――――――――――――――――――――――――――――
sub-side カタルシス


「全く、騒がしい方達だ。」

「カタルシス!早く手伝え!!

選定終わってない人間が山ほどいるんだ!!」

「ええ、今行きますよ!

―――いつかまた、会いましょう。」

「カタルシスーーー!!!早くこんかーーーー!!!」

「そんなに急かさなくても良いでしょう?!」


Side out


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パシュゥゥゥゥゥ!


「おお、着いた着いた。」

「と言っても、一日くらいぶりでしかないんだけれどね……。」

「・・・・パパ。ここ、何も無い。」


今来たのは、あの時戦ってた、ゲート近くの荒野。

そりゃ何も無いよ。俺が吹っ飛ばしたんだから。・・・なんて言えない。


「またオスティアにでも行くか?」

「それでも良いけれど、帝国の方にも行ってみましょう。」

「うし。アリア、どっか行きたい所あるか?」

「・・・パパ達がいればいい。」

「ハハ、了解了解。」


――――これ以降は、簡単に上げて行こうか。



1499年  ヘラス帝国


「・・・ね、パパ。あのおっきい龍とたたかっていい?」

「お、龍樹か!ん〜ちょっと強いかな?待ってろ、俺がちょっと……。」

「やめなさい!?」



1507年  王都オスティア


「よ〜!大神官三人衆。元気だったか?」

「シュウマ!久しぶりだな。何時こっちに来たんだよ!?

「十年くらい前だよ。

しっかしお前好青年って感じになったな、ジオン。」

「そんなに前から来てたなら挨拶くらいしに来なさいよ!」

「ジルダリア!お前随分でかくなったな。あの時は小学生みたいだったのに。」

「あの時でも私とエイルは30越えてたのよ?」

「流石精霊と悪魔ハーフ。で、エーリア
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