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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜
第15話『帰ってきた銀髪君!! だが誰も君を待っていない!!』
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ても
体力が切れた私はスピードを上げる事が出来なかった
私が『ヤバイ』と思っていると

「乗って……」

ツバサちゃんが私の耳元でそう言ってから
私の前に出てかがんだ
そして私は倒れるようにツバサちゃんの背中に覆いかぶさって
するとツバサちゃんは私を背負ったまま走り出したの

「なのはちゃん大丈夫?」

並走していたすずかちゃんが私を心配して聞いてきたので

「にゃはは……結構キツイかも……」

『キツイ』と私は答えたの

「おーいなのはにすずかー待ってくれよー」

すずかちゃんと軽く話しをしてたら
後ろからアイツがやって来たの
するとツバサちゃんとすずかちゃんが

「スピード…上げるよ……」

「うん。わかった」

そう言ってアイツが追い付けないような速さで走ったの
ツバサちゃんは私を背負いながら……


その数分後先生が終了の合図を出したの
体力が切れた子は別に無理して走る必要は無かったみたいで
ツバサちゃんにおんぶして貰ってた私が何か言われる事は無かったけど
先生はツバサちゃんに『不知火凄いな……』っと言っていたの

ちなみにアイツは私たちを全力で追いかけていた為
体力切れで『ぜーぜー』言いながら倒れている
すずかちゃんも疲れているみたいで『はぁはぁ』と息を荒くしていた
ツバサちゃんは……いつも通りの無表情で呼吸の乱れも無く
疲れを全く感じさせなかったの……


このあと更衣室で

「ツバサちゃんさっきはありがとうなの」

私がそう言うと

「うん……」

それだけを言って着替え始めたの
私も着替えようとしたけど
汗で体操服が引っ付いて中々脱げなかったの
周りの子達も手こずってるようだけど
ツバサちゃんは汗を掻いて無いようで普通に着替えていたの


放課後温泉旅行の時の写真をみんなで見ていると
ツバサちゃんの寝顔を撮った写真がいくつかあったの
それを順に見ていると浴衣がはだけて
胸が見えちゃってる写真があったの!?

私たちは慌てて

「誰よ!? これ撮ったの!?」

「ごめんねツバサちゃん写真のデータ確認せずに持ってきちゃって」

「ごめんなさいなの」

ツバサちゃんに謝ると

「問題ない……多分撮ったのはネオだと思う……」

そう言って1枚の写真を渡してきたの
それには胸元だけじゃなく下の方もはだけていて
丸見えだったの……

「「「…………………」」」

私たちはツッコミ所が多くて一瞬固まった後

「ちょっとネオさん何撮ってるのよ!!」

「あの時ツバサちゃんってパンツ穿いて無かったの!?」

「にゃー!?何で私に渡すの!?」

私達が騒いでいると


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