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少年は魔人になるようです
第12話 魔人の復讐は失敗するようです
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。故に、こいつは排除する。


「そうか。ならいいや。『クルセウスの力の一切を剥奪』。

『開け、地獄の門』。」


爺がなにも出来ない様に、力を人間と同じにし、本来の『地獄』への門を創造する。


「な、これは?!や、やめろ!!

ワシは神じゃぞ!!こんな事をしてただで済むと・・・!!」

「安心しろ。お前はもうただの人間の爺だ。」

「な、なに?!そ、そんな訳があるか!!」

「ククク、そんな事があるんだよ。じゃあな。閻魔様と仲良くやんな。」

「ま、待て!!い、今なら許さんでもないぞ!!

じゃ、じゃからやめろ!!」

「残念♪お前、俺の目的に邪魔過ぎるんだよね〜。」

「な、何を言っているんじゃ?!」

「お前に教える必要はないな。じゃぁな!!」


ドゴォ!!と、磔にしたまま、十字架ごと地獄に蹴り飛ばす。


「に、人間がぁ!!覚えていr「もうお前の出番は終わってるんだよ!!」」


バァン!!と扉を閉める。

さて。残っているのは幼女だが、どう言う返事を寄越すやら。


「『アリアを封印している結晶を解除』。」


結晶の前まで行き、封印を解除すると、中から幼女がドサ、と倒れて来た。


「おおっと。

…気絶して「いやぁ!!離してええええええ!!!」……ないな。」


(流石にあの光景見たらこうなるわな。って、クルセウスがおかしいのか。)


俺は幼女に精神・体力回復魔法をかけ、爺と同じ質問をする。


「さて幼女。

俺はお前にバラバラにされた経験があり、ぶっちゃけ言うと

グ――(18禁だよ!!)――したい所なんだが「ごめんなさい!!」」

「違うの!あれは思わずやっちゃったの!

クルセウス様から色々言われてたから、体が勝手に……!!」


ふ―む、真実4 嘘2 恐怖4って所だな。

『勝手に』は本当で、『クルセウス云々』ってのが半分嘘だな。

ってか、口調が・・・・・。そこらへんも爺の指示だろうな。


「まぁ、嘘付いているのは見逃してやろう。さて、お前にも質問に答えて貰おう。

『人間を迫害しないで、改心する』と約束するか?しn―――」

「します!!約束します!!だから、だから……!!!」

「よろしい。が、それではダメだ。きちんと、自分の言葉で言うんだ。」

「あ…。わ、私は、もう二度と、人間さんを、虐めたりしません…うぅぅぅ……。」


よし、これで強制執行の条件は完了したが・・・・・・・。


「(うっわ―――・・・なんだ、これ?この子態度変わり過ぎじゃね?)」


何かの策略かと思い『答えを出す者』で答えを出してみると―――



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