暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の十字架
〜一時の休息〜
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
深夜。だからけが人もいないのよ」

不幸中の幸い、か

「マスター。戦争を起こすつもりは、毛頭ないんだろ?」

「当たり前じゃ。こーんな陰湿なことしかできん奴に戦争?馬鹿げとるわ」

そう言ってるマスターの魔力は若干乱れていた
本気で動揺していないわけではないようだ

「・・・すまん、漏れるわ・・・」

そう言っていそいそとトイレに逃げて行った

「じっちゃん・・・なんで怒らねぇンだよ」

「ナツ、よく考えろ。相手は聖十の一人だぞ」

エルザがなだめるがそれでもおさまらないナツ

「でも!兄ちゃんの方がゼッテーつえぇよ!」

確かに俺は過去に何度か聖十の誘いを受けたが、いろいろと面倒だったので全て断ったが

「確かに、俺の方が強いが、向こうには色々とつわものいるだろ?戦力は五分五分なんだよ」

「えぇ。エルザとクルスだけではとてもじゃないけど倒せないわ」

ミラが追加で援護してくれた
ナツはしぶしぶ黙りこむ

「・・・幽鬼の支配者。俺はゆるさねぇぞ」

グレイはまだ怒りが収まっていないが、さすがに問題は起こさないだろう
とりあえず、ナツたちのお仕置きは延期となり、今日は解散となった
その帰りマスターが

「各自、襲撃に備えて何人かで固まって行動するように!」

とだけ言っていた
ナツ、グレイ、エルザ、ハッピーはルーシィの家に行くことに。俺はどうしようか考えて、ある少女のもとに行った

「ミラ、誰かほかに居るのか?」

「ん?今日?エルフマンがいるわよ?」

エルフマンだけか・・・
いっちゃ悪いが不安だ。あいつは未だ・・・

「・・・俺も今日はミラと居る」

「えぇぇ!?」

突然叫び声をあげたミラ

「ん、邪魔だったなら・・・」

「ううん!全然!よろしくね!」

そう言って俺は今日、ストラウス宅にお邪魔する事になった
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ