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森羅と創世のエターナル真祖
京都最終決戦〜江戸時代二時間目〜
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女が紗代様にトドメを刺そうとする場所だった。

「「紗代様!!」」

私達は急ぎ紗代様の下へ行く。

「「加速!!」」

間に合って!!!














紗代











 トドメを刺されそうになったとき、目の前に傷ついた二人に突き飛ばされた。

「咲……加奈……」

土蜘蛛の攻撃は二人の下半身を消し飛ばして消滅させていた。

「……無事……で……」

「……よかった……です……」

「いやぁぁああああああああああああああ!!!!!」

-----------トクン----------トクン----------------------ドクン-----------------ドクン---------------

「ふむ、邪魔が入ったのう。なに安心いたせ。そなたもすぐにおくってやろう」

二人の身体は光の泡となり消えていった。

「……ゆ……」

「ゆ?」

「ゆるさない……よくも二人を……」

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。

「よい殺意じゃ、しかしどうする小娘よ」

力が欲しい……誰れでもいい……力を頂戴。

“……わか……った……”

「なんじゃその禍々しい力は……」

急に体の中から力が沸いてきました……これは?
ううん、なんでもいいです……今はこいつを葬るために力を貸してくれるならっ!!

「……龍滅結界……発動……」

心の中で湧き上がった術名を呼んだ。








シオン








 なんだと……今、信じられない事が起きた。

「鵺の二人が消えた」

「なんだと! どういうことだ!」

「鵺の……咲と加奈が殺されたということだ」

くそ、そんな強い気配は無かったのに!

「どういことだ詳しく教えろ!」

「お……おちついてくだしゃいエヴァしゃん。大丈夫です。あの二人はシオンお兄ちゃんと使い魔契約してるんでしゅから、死んでも一定期間たったらもどってきましゅ」

「そ……そうか……まて、紗代はどうな……」

「「「っ!!!」」」

その時、京都一部上空に紅く禍々しい巨大な魔方陣が現れ、瞬時に結界を構築して展開した。

「おい、あれってまさか」

「「固有結界だな(でしゅ)」」

誰だ?
禍々しいあんなものを展開する奴は……どっちにしろ行くしかないな。

「行くぞ!」

「ああ!」

「はい!」

無事でいろよ……紗代……。







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