京都最終決戦〜江戸時代二時間目〜
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”』
『“まったく〜げんじちゅでもふちゅかめですよ? こっちの苦労も考えて欲しいでしゅ”』
「だそうだぞ?」
「しかたない、終わらせるか」
ふむ、さすがに再生と気力は問題なくても体力がまずいのう。
「よかろう。お互い最大の一撃を持って相手の威力を上回った方の勝ちでよいかの?」
「そうだな。それでいこうか。それなら万が一にも死ぬことは無いだろ」
「うむ。我らの実力はほぼ拮抗しておるしの」
「森羅が有効ならもっと早くに決着ついたんだがな」
「それは仕方ないの。我と相性が悪いんじゃからな」
いい修行にお互いなったがな。もう、負けても良い気分じゃが最後までやりたいしの。
「では、いくぞ」
「うむ」
『“ちょっとまったです〜今からそっちの時間元に戻して、結界張りなおすので溜めてまってくださいでしゅ”』
「だそうだ」
「わかったのじゃ。なら、あれを使うかの」
「これは……おれもあれ使うか。森羅はさげて……ネタで作った永遠神剣を……」
なにかいやな予感がするのじゃが、問題無いじゃろう。
そこから20分後、アテナと我らの準備は完成した。
『“では、どうぞ!”』
「「うむいこうか(の)」」
そして、私は奴の用意した物を見上げた。そうまさに見上げた。
「それはなんじゃ」
「こいつは永遠神剣第3位、金色の槌だ」
金色の槌じゃと!
成層圏までとどく強大なハンマーとは、これはホントにまずいのう。予想通りの品ならとくにの。
「無想転生」
「あ、それ無駄だよ。透明化してもつぶせるから」
「じゃよな〜」
しかたない。
「あれやるかの……」
「いくぞ!」
「こい!」
膨大な光量をもつ金色の光まきちらし視界一面にハンマーが振り下ろされる!
「光になれええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」
こっちもゆくぞ!!!!
シオン
「光になれええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」
振り下ろすと同時に千里眼がとらえた。
「穿て烈閃! 無限の拳閃!! 蒼空を駆けよ!! 虚無の拳!!! インフィニティ・ディゾルヴァー!!!」
おい!!
暴虐の月を拳にのせて膨大な数の拳閃を打ち出してきやがったぞっ!!
「「いっけえええええええええええええええ!!!!!」」
黒と金色の光によりすべての色は二色に統一された。
『“きゃ〜〜〜〜結界が〜〜〜〜多重はちゅどう〜〜〜200……300……とまりゃない〜〜〜〜壊れりゅ〜〜〜〜”』
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