京都最終決戦〜江戸時代二時間目〜
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トォォォオオオオオオオオ!!!!!!!」
強大な力と力がぶつかり合い、大地が浮き上がって消滅してゆく。ここがアテナの作った特殊な結界でなければ大変な事になっているだろう。
「あはは、楽しいぞ! 千人衝・無空波!!」
っちぃ!!
千人に分身していっせいに無空波かよ……本当に容赦ねえな。
「星の魔法(マギア・アステリ)・流れ星(ディアトン・アステラス!!」
「っち、さすが魔法使い……おいまて、その魔法は反則じゃ!」
複数の小型隕石をぶつけるが、桜花には意味が無い。だが、これならばどうだ?
「知るか!アルティマ!!!!!!!」
俺の周りに無数の黒い球体が召喚され桜花めざして突き進む。
「ならば暴虐の月(メルゼス・ドア)!!!!!!!!」
っち、むこうも似たようなの出してきやがったな。サイレンの技か。
『“さて、どっちも化け物の戦いだが、大精霊クラスでも相手するのは厳しいな。ああ、間違っても触れるなよ。死ぬから”』
『“お互いに黒い球体をぶつけ合って消滅させていってるな。あれは、我らでも食らえばひとたまりも無い”』
『“ですね。アテナ様からの注意です。あれあたったら問答無用で結界消されるから気をつけるようにということです。以上、運営委員会からのお知らせです”』
しかし、イフリートやウンディーネまで参加しているのか。ふむ、注意はもっともだが……
「「だが、知らん!!!」」
「食らえ星光の破壊!!!!」
「なんの無駄じゃ! うりゃりゃりゃりゃ!!!!」
おいなんだそれ!!
『“すごいな、魔法を単なる拳でぶち壊してる”』
「ふははは、我が拳に壊せぬものは無し!!」
「森羅、対象に干渉!!」
森羅万象を操り、桜花の行動を阻害しようとする。
「ふはは無駄じゃ!」
爆音が響き星光の破壊が跳ね返ってきた。
「おいおい、出鱈目すぎだろ」
「貴様にゆわれたくないの! 男なら小細工なしで拳で勝負せぬか!!」
「それはお前が有利すぎだな。しかし、いいだろう剣技で相手してやる。魔法じゃ拉致あかんしな」
右目に直死の魔眼、左目に未来視の魔眼を発動して斬りかかる。
「剛力徹破・突!!」
「魔王炎撃破!!」
そこだ!
「まず片腕もらった!」
「っ! よかろう持ってゆけこれは駄賃じゃ! 虎砲!」
片腕を炎の剣で斬り裂いてたら、代わりに一撃を貰った。
「「がはぁっ!?」」
重いのをもらったな。お蔭で距離を離された。しかし右腕は大きいだろう。
「む、再生せんの……しかたないのぉ……」
おい自分で傷口えぐりとりやがったぞ。
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