京都最終決戦〜江戸時代二時間目〜
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。
「まあ、永遠神剣を持たせたんだ。そんなものだな」
「いえ、それがですね。あの子達は本当に危ない時以外、神剣を抜いてないんですよ」
「へえ、それでも評価が良いのか……いい子に育ったな。」
「はい♪」
新しく京都にも孤児院を作ったし……才能ある子達はこっちで作った修練所にでもたたき込むか。
「でも、問題があって……」
「なんだ?」
「永遠神剣使った模擬戦が子供達の間で今、はやってるらしくて……派手に戦闘を行ってるんですよ! 危ないですよね!」
「いいんじゃないか? いい訓練になると思うな」
エターナルの連中に対する対策もとらないといけないし……神剣に取り付けたデータ収集能力も有効だしな。パソコン+周辺機器も創世で作り、常に解析したりしている。
「それならいいですけど。怪我とかが心配で……」
「なら、修練所にしようと山一個買い取って改造したからそこでやるように言っておけ。条件にウンディーネかセルシウス、シルフなど回復に優れた奴がいることが条件だとな」
「分かりました!」
さて、あの山にはトラップも大量にいれたけど……ぬけれるかな?
くくく、ただではやらんぞ。
結果、子供達は真剣を使ってなんとかソロで抜けたそうだ。ぶっちゃけ、普通なら真剣使ってもソロでクリアー出来ないレベルだったのだが、かなりスペックが高いみたいだ。それと、他の修行者にも人気になった。合宿させてくれって。
それからさらに一年ちょっとが過ぎて、無事に男子が生まれて名前を直正にした。そして、痺れを切らした奴がやってきた。
「シオンよ、いいかげん戦うぞ! 我は暇じゃ!!!」
「そうだな。たしかにいい時期かもね。会場は別荘だな」
「うむ」
「特設エリアを作るか……」
「我らが暴れると周りがすごいことになりそうじゃからな」
成りそうじゃなくて成るがな。
「よし、政務終了。いくぞ!」
「うむ、楽しみじゃ!」
別荘に移動して一つの区画(半径1km)を野原にしたり結界を張っているとシルフ達がやってきた。
「あるじ〜なにするの????」
「ああ、俺と土蜘蛛で遣り合うんだよ」
「そうじゃ……いいかげん名前を教えておくかの。我は桜花じゃ」
桜花か……サクラの花ねえ……
「何か文句あるのか?」
「なんでもない」
「綺麗な花には棘があるものじゃろ?」
まあ、たしかに綺麗で可愛いが、棘どころか竜の吐息だろ。もちろん、刺の一本がだ。
「失礼なことを考えてないか?」
「なんでもないって」
「なら、よいがの」
「ねね。私
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