京都最終決戦〜江戸時代二時間目〜
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はっきりいいますと、貴方のお守りには嫌気がさしておりましたゆえ。紗代様とそのお子を教育したほうがよき導き手となりましょう」
「確かにそうだな」
褒められました……照れちゃいます♪
「ま……まて、しかしそやつは穢れた者ぞ! その子は魔の血があるではないか。」
「ふむ、紗代様は別の方とお子を儲けるのはいやですよね?」
「あたりまえです!」
考えただけでも虫唾が走ります。
「では、貴方様の魔の力を封印して子を作っていただければよろしいかと思います」
「へえーそんな事できるの?」
「はい、封印は陰陽道の得意分野ですので、その呪法も伝わっております。夜伽のときだけ、符を数枚はるだけでできますよ」
「ならいいぞ」
それなら、問題ありませんね。
「ただし、教育には指図するぞ?」
「もちろんです」
「というわけで、お前を殺さない理由は無くなった」
「い……命だけは助けてたも!!!」
見苦しいですね。
「ちなみに聞くが、ここまで戦況が悪くなったのは何でだ? こっちの予想では後一年は無事だったのだが」
「はい、この方が政務をさぼったり、思いつきで作戦を実行しましたので、止めるまもなく劣勢になりました。我らに相談してくれればよいものを……その後、指揮系統は我らが完全に掌握しましたけど」
全然ダメダメですね。
「よし、決定死ね。無駄な命を散らした貴様が悪い」
「いや……いやじゃああああああ!!! 民草など死んでも問題なかろう!! やめぇぇぇぇぇぇっ……」
うわ、どんどん干からびてゆき……病で死んだような感じになりました。
「ふう、さすがに毒と時の魔眼による加速は疲れるな」
「大丈夫ですか!」
目から血が流れていました。綺麗に拭いてあげます。
「ありがと」
「どういたしまして」
「しかし、これで病気による死去でどうとでもなりますね」
「だからこうしてみた」
「「ふふふ」」
あ……あくどいです……この二人……。
その後、話し合いの結果私がしばらく天皇になり、業務をすることに……あれ、私が一番損してませんか?
復興支援に治癒したり政務ですよ?
シオン様や周遊さんが手伝ってくれますから政務など書類仕事はほぼ無いですけど。でも、大規模な京都の区画整理とか考えてるみたいで、その仕事が多いです。
しばらくして、子供達も参加しての即位式を行いました。これから自由に動けないのですね……残念です。ちなみに、私はあくまで借りということです。男子が生まれ次第教育して10歳くらいになったら即位させるそうです。史書にも乗せずに姫巫女として乗せるそうです。
「母上、ご無事でな
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