暁 〜小説投稿サイト〜
森羅と創世のエターナル真祖
京都最終決戦〜江戸時代二時間目〜
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分かっておる。ゆえに我と婚姻せよ。そうすれば我が天皇家の力は磐石のものとなる」

「それはようございます」

他に参列していた人達が賛成していきます。皇帝からは気持ち悪い視線も感じます。
それより、何を言っているんですかこの痴れ者どもは……。

「お断りします」

「何じゃと!!!!!!!」

「既に私にはこの身の全てを捧げたお方がおりますゆえ、その申し出はお断り致します」

お腹の中に子供もいますし、それ以前にこの人は絶対にお断りです。

「ならば分かれればよかろう! 贅沢もできるのじゃぞ!!」

贅沢って必要ありませんし、やろうと思えばいくらでもできますしね。シオン様とエヴァさんの店の収益は国家予算よりちょっと低いくらいですよ?
慈善事業にばら撒いてますけど。それに贅沢の筆頭である食べ物や観光なんて別荘に入ればいくらでもできますし。

「どちらにせよお断りします。後、そこに隠している兵で私をどうこうしようとするのはお勧めできません」

「……」

「信じる信じないはかってですが、京都の全兵力など私一人で殲滅できますので」

いいすぎました。シオン様達や土蜘蛛さん除いてですね。それからしばらく問答がつづいた時、誰かが転移してきた。

「なんじゃ!!」

「く、曲者!!」

隣の部屋にいた兵が陛下をお守りするため壁になりました。私も、横に置いてある龍神刀(取り上げられそうになりましたが、弾かれて取ることも離すこともできませんでした。)に手をつけたんですが……必要ありませんね。

「ここにいたか紗代」

「シオン様、どうしたのですか?」

「ああ、紗代に話があってな」

転移してきたのはシオン様でした。結界内部に転移とか相変わらず出鱈目です。

「何者だ貴様は!!」

「単に紗代の主だ」

「なんだと、では御主は我よりこの穢れた者の方が良いと申すか! この物は妖怪ではないか!!」

そんなの決まってるじゃないですか。

「はい、シオン様と貴方では月と鼈ほどの差があります」

しかし、シオン様を侮辱するなんて……どうしてやりましょうか。

------------------トクン-----------------トクン---------------トクン-------------------------

「我を侮辱するか!!!!!!!」

危ないです……心を静めなくては……また子供の力が出てきます。ところで、何の用でしょうか?
わざわざ転移してくるなんて。

「本題だが、残党狩りに陰陽師と子供達を使う。すでに、京都に呼び出しているし明日には商隊と共に着くだろう」

「子供達をですか……大丈夫なのですか?」

「ああ、それに永遠神剣
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