暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Bそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
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を三部屋ってことに。部屋割りに関してはみんなの意思を尊重するから、何でも言って」

わたしは目の前に在る3つの扉の前でそう説明する。なのはを除くアリサ達の目が一斉にユーノの方に向いた。唯一の男の子だからね。女の子からの視線を一手に受けたユーノは「ぼ、僕はえっと・・どうしよう」超戸惑ってる。
そうなんだよねぇ。ま、わたしとしては、なのは・アリサ・すずか、セレネとエオス、そしてユーノの一人部屋って割り方かなぁって感じ。そう提示しようとした時、そこに別の救世主現る。セレネとエオスが「はい。いいアイディアがあります」って挙手。

「アリサ、すずか、なのは。ユーノは私たちと同じ部屋でいいよ」

「そうそう。この世界に来るまでは一緒に寝た仲なんだし」

「へぇ、そうなんだぁ」「「おお!」」

それが2人にとってのグッドアイディアらしい。それを聴いたなのはは「仲が良いんだねやっぱり」と微笑ましそうに、アリサとすずかは色んな意味で楽しそうだ。そしてユーノは「ちょっ、セレネ、エオス! なんてこと言うんだ!」って顔を赤くして、2人の口を塞ごうとしたけど、軽やかに避けられた。その上ユーノは2人に両腕を掴み取られて、

「「じゃあ今日はお休み〜♪」」

「うわっ、ちょっ、ああ、えっと、お休みぃぃーーー!」

部屋へ連れ込まれた。それはまるで天敵に捕まって、巣の中に引っ張り込まれる獲物のよう。そんな光景を黙って見ていることしか出来なかったわたし達は互いに顔を見合わせた後、

「じゃああたし達3人は同じ部屋でいいわよね」

「うんっ。1人溢れちゃうし」

「3人なら寂しくないし、それに旅行みたいで楽しそう♪」

「そう。部屋割りはそれで決定ってことで」

ユーノ達の事は見なかったこと――というか即忘却の彼方へ吹っ飛ばした。なのは達に明日の大まかな予定と「おやすみ〜」の挨拶を交わして、わたしも自室へ向かう。部屋に戻ってすぐにジャケットにブラウス、スカートを脱いで下着だけになって、ベッドにダイブ。今日はもう休むことにする。明日からはハードそうだしね。

(シャワーは朝起きてからでいいや)

部屋に備え付けてあるシャワー室に向かおうにももう起きるだけの気力が無い。すごい眠い。まぶたが閉じていくのに抵抗できず、そのまま眠りにつくことにした。

†††Sideイリス⇒なのは†††

アースラで迎えた朝。食堂でシャルちゃんやリンディさん達と一緒に朝ごはんを食べた後、私たちはミーティングルームってところに集合した。そこでアースラで働くスタッフのみなさん(一部だけど)と顔合わせをして、自己紹介。それが終わると、ここに集められた理由の1つ、私たちの持つ情報を全部お話しすることに。そう、フェイトちゃんとアルフさん、そしてテスタメントちゃ
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