暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
新生強行調査専門部隊
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
『本日は大変喜ばしい出来事がありました。先ずはそのニュースからです。』
ニュースか。
見るのは久しぶりだな。
「夏村少将。レジアス中将がお呼びです。至急地上本部に出向くようにとのことです。」
「了解。」
レジアス中将に部隊再生を打診した次の日に隊舎は元通りに直してもらった。
そして本局部隊には敷地に入ることを制限させた。
これによって違法実験もバレずに行うことができる。
また隊舎敷地内にあった実験施設とは別にレジアス中将のご好意で今は使われていない研究所も使用可能になった。
そこは脱獄してもらったスカリエッティーが使うことで決定した。
警備はもちろん強行調査専門部隊が行うことになっている。
「敷地周りに本局部隊機動6課を探知しました。夏村少将はスクライア一等陸士を連れて地上本部に向かってください。」
感づくのが早い。
たしかに使われていなかったこの隊舎を直すのは不自然だが他の部隊が使用することも考えられるはず。
「夏村准将。スクライア二士、只今参りました。」
「スクライア一等陸士。何処かで頭でもぶつけたのか?」
「まともな隊員を演じるとこうなるのにオオカリ二等陸佐がこうしろと五月蝿くて。」
なるほど。
隊らしく見せるためか。
案外考えているんだな。
「スクライア一等陸士。間違いがあるぞ。」
「?」
「僕は准将ではなく少将。君は一等陸士。そしてオオカリ一等陸佐だぞ。」
「すいません。まだこの階級に馴れなくて。」
でしょうね。
だってこの隊はずっと前階級でよびあっていたのですから。
「そう言えば僕たちは本局から指名手配(おたずねもの)でしたね。」
『夏村少将。機動6課課長八神はやて二等陸佐が面会を要望しています。判断をお願いします。』
判断をお願いしますなんていらないよ。
だって本局からすれば僕たちを捕まえたいはずなんだから。
そうなると答えはやっぱり
「面会は断っておいて。」
『了解しました。』
「面会いいの?」
「僕たちの状況を考えてから言ってくれよ。」
さっき自分から指名手配(おたずねもの)って言ってたじゃん。
いったいスクライア一士の頭はどうなってんだか。
でも本部の人間と一回は面会しないと駄目だよね〜。
そうなると一番妥当なのはやっぱり
「ハラウオン提督との面会を要求しておいてください。」
「いきなりどおしたの?ハラウオン提督と言ったら本局で結構有名な人じゃん。」
確かにそうだけどでもハラウオン提督とは長い付き合いだから。
アースラ時代からの知り合い何だよね〜。
「それでも面会しないといけないので。」
「わかりました。すぐに用意します。」
僕も準備をしないと。
僕が部屋を出ようとしたら
『ちょっといいかい?』
隊舎敷地外に用意された研究施設にいるスカリエッテ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ