暁 〜小説投稿サイト〜
IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
教員の実力『中』
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
度を足したものが空戦エネルギーで、それはあらゆる機動をするたびに速度や高度が落ちることで消費される。

速度があれば一撃離脱戦法が可能だし、上を取れば太陽を背にしたり、重力の恩恵を受けられるんだよ。

つまり、空戦エネルギーが多ければ攻撃でも回避でも有利だけど少なければどちらもままならないという話である。

それを頭に浮かべながら今の状況を見てみよう。

僕は速度が乗って、ヤマヤ先生を突き放してグングン上昇している。

ヤマヤ先生は射撃して僕の上昇を邪魔しようとしている為に速度があまりない上に僕より下にいる。

この状況を鑑みるに今のところ空戦エネルギーは僕がヤマヤ先生に対して大きくリードしている。

そしてその状況下で、僕はある程度上昇したところで即座に反転、太陽を背にして両手のアサルトライフルを制射しながら急降下して攻撃する。

ヤマヤ先生は僕を撃とうとするが太陽を背にしているためにセンサーが眩しくて見られない状況に陥り、ロックオン出来ずに対応が遅れた。


「くっ、しまっ!」

「貰ったー!」


そして、ある程度近くに来た時にアサルトライフルを粒子化して近接ブレードを呼び出してそのまま横凪ぎに切りつける。


「チェーストー!」

「きゃあぁぁぁぁぁ!」


そして剣を当てたままブースターを全開に噴かせて重力に任せて落下する。

落下する最中もブレードを切りつけたまま落下しているのでラファールのエネルギーは削られていく。

ズドォォォォォォォォン!

そしてそのままヤマヤ先生を地面に叩きつけてエネルギーを削りきった。


「きゅぅぅぅ〜……」

「勝者、長岡 怜」


ヤマヤ先生が目を回しているのを確認した織斑先生がそう告げる。

あれ?

でもこれじゃあ教員の実力やら何やらはどうなるんだろうか?

……もしかしてまた僕ヤラかした?

〜レイsideout〜


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ