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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
教員の実力『中』
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、打鉄に触れる。

今回限りだろうけどよろしくね打鉄♪

僕は心の中でそう呟きながら打鉄を身に纏っていった。

〜レイsideout〜










〜シャルside〜

僕の名前はシャルロット・デュノア。

男装している今はシャルル・デュノアって名乗ってる。

僕はデュノア社の社長である父から男装してIS学園に入り込み、織斑 一夏のISである白式のデータを盗んでくるように言われていた。

そして今日、初めて授業に参加して周りの観察をしていた。

中国代表候補生の凰 鈴音さんとイギリス代表候補生であるセシリア・オルコットさんが組んで、山田先生の模擬戦は個々の能力は高かったけど、チームワークが皆無のせいで山田先生から一方的に負けていた。

個々での対峙は怖いものがあるが乱戦に持ち込めば良いと心の中で結論づけた。

ただ織斑 一夏やその他代表候補生から声をかけられていた長岡 怜。

昨日、彼女のデータを調べてみたら、代表候補生でもないのに所属不明の専用ISを持ち、一対一でイギリスの代表候補生であるオルコットさんを一方的に破るほどの実力を持っているという異例の存在。

そのことをデュノア社に連絡したら、長岡さんのISのデータも盗んでくるように言われた。

さっき、織斑先生に模擬戦をするように言われたのを聞いて早くデータを取れそうだということで若干ホッとしたのだが、残念ながら彼女のISが調子が悪いということで打鉄でやることになった。

でも長岡さんの実力が見れるということなのでデータをとる準備をした。

僕はこんなことに慣れかけている自分が嫌で仕方ないけど生きていく中では仕方ないと諦めている。

……さて、長岡さんは打鉄でどんな戦いを見せてくれるのかな?

〜シャルsideout〜










〜レイside〜

さて、打鉄を身につけてヤマヤ先生と対峙してみて分かったけど隙ないねヤマヤ先生。

いつもは隙だらけなのにね〜。

補助ブースターを展開してアサルトライフルを二丁取り出す。


「試合を開始しろ!」


その織斑先生の言葉を聞いて打鉄の全ブースターを噴かせて一気に上昇する。


「え?くっ!」


ヤマヤ先生も僕について上昇するがこっちの方が補助ブースターを付けているので若干スピードが速い。

さて、ヤマヤ先生の凄いところは冷静な判断能力と精密射撃能力だ。

だから戦闘をする際は判断する暇や精密射撃をする暇を与えなければ良い。

ところで空戦エネルギーという言葉を知っているだろうか?

一般に空戦では上を取ったもの、速度が速いものが有利になるという概念だ。

解説すると、速度と高
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