ターン23 吸血美女と5000年の負の歴史
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だって。私もそのフィールド魔法は使ってみようか迷ったけど、イメージに合わないからやめたんだけど…………」
「一体、そのフィールド魔法って?」
「私が教えてあげるわ。それは私たち、誇り高きヴァンパイア一族の帝国……ヴァンパイア帝国発動!」
ヴァンパイア・シフト
通常罠
自分のフィールドカードゾーンにカードが存在せず、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
アンデット族モンスターのみの場合に発動できる。
デッキから「ヴァンパイア帝国」1枚を選んで発動する。
その後、自分の墓地から「ヴァンパイア」と名のついた
闇属性モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚できる。
「ヴァンパイア・シフト」は1ターンに1枚しか発動できない。
ヴァンパイア帝国
フィールド魔法
フィールド上のアンデット族モンスターの攻撃力は
ダメージ計算時のみ500ポイントアップする。
また、1ターンに1度、相手のデッキからカードが墓地へ送られた時、
自分の手札・デッキから「ヴァンパイア」と名のついた
闇属性モンスター1体を墓地へ送り、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
「それじゃあ、レミューリアが……」
「そう、フィールド魔法は1枚しか存在できないのよ。あなたの建物は私の趣味に合わないわ?」
まるで彼女のセリフに合わせるように神殿のようなレミューリアの建物のほとんどが崩れ落ちていき、残ったほんの一部の上に真っ赤な満月がかかった。
ウミノタウルス 攻1900→1700(破壊)→ヴァンパイア・レディ 攻1550→2050
清明 LP4000→3650
「ぐうっ……!」
「そして私のヴァンパイア・レディが戦闘ダメージを与えたことで、レディと帝国の効果が発動するわ。まずレディの効果であなたのデッキから魔法カード1枚を墓地に送り、さらに帝国の効果でデッキのヴァンパイア・ドラゴンを墓地に送ってシャーク・サッカーを破壊するわ」
「………僕が選択するのは、アクア・ジェット。この魔法カードをデッキから墓地に送るよ」
デッキからアクア・ジェットを選択して墓地に送った瞬間、いきなり赤い月がさらに輝きを増して血のような光を放つ。その光に当てられたシャーク・サッカーが突然苦しみだし、そのまま破壊されてしまった。普段ならここでなすすべもなくターンエンドしたっておかしくない状況だけど、今回は特に負けられない理由がある。その執念が、最初の手札にいいカードを入れてくれたのだ。そして僕は、さっきの手札断札でそのカードを墓地に送っておいた。
「メイン2に入って墓地のフィッシュボーグ−アーチャー―の効果を発動、手札のオイスターマイスターを捨てて、このカードを特殊召喚!カードを1枚セットしてターン
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