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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十二話  『キャロの思い、そして任務終了』
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と食堂スタッフ全員で誠意を込めて料理を作らせてもらった。
だから残さず食べてくれ」

士郎の言葉で全員が「いただきます」と言ってそれぞれ食事にありつくのだった。
まずセイバーズのシホ達は、

「お姉様、私も現場に駆けつけたかったですよー」
「フィア。あなたは無限書庫の司書も兼任しているんだからそちらも頑張りなさいな」
「はいです…」

シホにそう言われて凹むフィアット。

「それよりランにレン、今日は頑張ったわね。誇りに思うわ」
「はい!」
「あ、ありがとうございます!」
「でも、この程度の任務はこれからも何度も起こる事になるんだから向上心は常に持ち続けるのよ?」
「「わかりました」」
「さ、それじゃもう食事にしましょうか」

それでシホ達は食事にありつくことにした。
それからスターズのスバル達は、

「うわっ! ティア、これ、すごくうまい!?」
「本当ね…これを本当に士郎さんが中心に作ったのかしら?」
「それはそうだよ。士郎さんは食堂のコック長だよ?」
「なのはさん」
「お疲れ様です」
「うん。なんだって士郎さんはイクメンだよ!
もう六歳になるツルギ君って言う子供もいるんだから」
「そ、そうだったんですか…」

スバル達は士郎に子供がいる件に関してびっくりしていた。
二人揃って「まだあんなに若いのになー…」と心の中で呟く。
しかし実際問題、士郎はもう三十過ぎである。
なので、いまだに二十代の若さを保ち続けているのは密かに機動六課女性陣スタッフの噂で「どうやったらあの若さを保っていられるのか…?」と話題に挙げられていることしばしばである。
実は士郎の若さは機動六課の七つの不思議の一つとして数えられていたりする。
これでもし高町夫婦やリンディを見たら一同揃って「若すぎる…」と思うことだろう。

「で、でもそれじゃキャスターさんは…?」

スバルはそんな話はまだ聞かないので純粋にキャスターとの仲を聞く。

「うーん…彼女は士郎さんのサーヴァントだから結局は愛人止まりかな…?」
「複雑な関係ですね…」
「そうだね」

それで三人に見られていた士郎は身震いをしていたという。
最後にライトニングに視点を当ててみると、

「キャロ。今日はフリードの制御、出来て良かったね」
「はい、フェイトさん! それでエリオ君を助けることもできました!」
「うん。だからキャロの力はちゃんと人を助けられるんだよ」
「はい!」
「エリオもキャロを勇気付けてあげてありがとね」
「いえ、そんな…当然ですよ」
「うん。えらいえらい」

フェイトはエリオとキャロの頭を撫でるのだった。

それから守護騎士達も遅れてやってきてミッションコンプリートパーティーはかなり続いたのだった。

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