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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十二話  『キャロの思い、そして任務終了』
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斬ッ!

魔力を一点集中させてガジェットを見事切り裂く。

「魔術まで起動してくれるなんてやっぱりすごいね。バルムンク!」
《それが私の役目ですから》
「うん、頼りにするよ!」
《了解です》

そしてランはレンの方を見てみると、

《Schild Zamber.》
「サークル…いや、シールドザンバー!!」

片方のアウルヴァンディルの二重構造の盾を展開して円状の魔力刃を発生させて何度も切り裂き、もう片方の盾も展開してそれを手に持ってまるで投げつけるように構えて、

「いって!」
《Kreis bumerang.》

アウルヴァンディルの発言通りにブーメランのように放ち、円状の魔力の刃が展開している盾は次々と標的のガジェットを切り裂いていく。
しかし残りのガジェットがレンに向けてビームを放ってくるが、ランは盾を構えて、

《Protection Powerd.》

すべてのビームを盾から展開したシールドで防ぐ。

「すごい防御力だね…」
《私はあなたの剣であり盾でもある。
あなたが望めば攻防どちらでも即座に対応させてもらいます。そして…》

またビームを受けるが、

《Reflexion.》

盾に当たったビームがすべて一度盾に吸収されて二倍の威力になって跳ね返され撃ってきたガジェットに当たり爆散した。

「すごい…!」
《防御と反射。これが私の一番の取り柄です。
私達は仲間を守る“盾”なのです。
一番の防御の要である私達で戦場を戦い抜きましょう》
「う、うん…。常に前線に出るのは怖いけど、でも頑張るよ。だから“アウル”も僕を助けてね?」
《私をアウルと呼ぶのですね》
「うん。駄目かな?」
《構いません》

そしてランとレンはそこにいるすべてのガジェットをそれぞれお得意の技、『斬氷閃』で切り裂き、

「やったね、レン!」
「さ、早く先行しているエリオ君達に合流しよう。ラン姉さん!」
「うん!」

そして先行しているエリオとキャロは、ガジェットの新型機に遭遇していた。
ストラーダで斬りかかるがAMFで魔力結合を解除されて離れていたキャロの方も魔法をキャンセルされてしまった。
そして防戦一方になりまだ体格的に幼いエリオには荷が重く、やられてしまいエリオは外に投げ出されてしまった。
そこにキャロがエリオを助けるために一緒に飛び降りた。
それを通信で見ていたロングアーチのアルトとルキノは、

「ライトニング4飛び降り!?」
「あの高度からのリカバリーなんて…!」
「いいや、あれでええ」

管制室に戻って指揮をとっていたはやてがそう言う。

「そうか!」
『そう、発生源から離れればAMFも弱くなる。使えるよ、フルパフォーマンスの魔法が!
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