第五章 StrikerS編
第百二十二話 『キャロの思い、そして任務終了』
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フェイトのマントに合わせた衣装。
セイバーズ分隊のバリアジャケットはシホの聖骸布に似た紅い衣装がそれぞれ入っていた。
「このジャケットって…」
そこにリインが後から降りてきて、
「みんなのバリアジャケットは各分隊の隊長さんのを参考にしているですよ? ちょっと癖はあるけど高性能です!」
各自がそれぞれ具合を確かめているとやはり反応してきたのかガジェットが飛び出してきた。
それでまずスバルが出てきた穴から中に進入して高機動で動き回りそれぞれガジェットを撃破していく。
「リボルバー…シュートッ!!」
リボルバーシュートを放ち突き進んでいく。
だが、勢いあまって外に飛び出してしまい大きく投げ出されてしまった。
「うわわわわッ!?」
慌てるスバルだが、マッハキャリバーがすぐに反応して、
《Wing road.》
スバルお得意のウィングロードをすぐに展開した。
そして無事列車の上に降り立ち、
「マッハキャリバー、お前ってかなりすごい? 加速とか…グリップとか…それにウィングロードまで…」
《私はあなたをより強く、より速く走らせるために作り出されましたから》
その言い方にスバルは少し納得がいかなかったらしく、
「うん…。でも、マッハキャリバーはAIとはいえ心があるんでしょ? だったらちょっと言い換えよう。
お前はあたしと一緒に走るために生まれてきたんだよ?」
《同じ意味に感じます》
「違うんだよ、色々と!」
《…考えておきます》
「うん!」
まだ初起動で悩む素振りを見せるのだからAIとしては優秀な方だろう。
それからスバルはまた中へと入ってガジェットを潰しにかかっていった。
そしてティアナの方はケーブルで繋がっていたガジェットを破壊したけど効果はないと悟るとリインに連絡を入れて、
「駄目です! ケーブルを切っても効果はありません!」
『そうですか。車両の停止は私が引き受けます。
ティアナはスバルと合流、各個ガジェットを撃破してください!』
「了解!」
それでティアナは銃を片方消して一本だけで進んでいき、
「それにしても、クロスミラージュ、あんたってかなり優秀ね。弾体生成までやってくれるしね」
《不要でしたか?》
「あんたみたいな子に頼りすぎるとあたし的にはよくないと思うんだけど…でも、実戦では助かるわ!」
《ありがとうございます》
ランは新しくなったバルムンクに魔力変換資質【氷結】を纏わせて切りかかる。
しかし、やはりAMFで阻まれ威力が足りず切り裂けない。
「でも!」
《魔術式、起動! 強化開始!》
バルムンクがランの魔術の強化を補助する。
そして魔術はAMFでは阻害されないので結果は、
「うわぁぁぁ!」
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