第五章 StrikerS編
第百二十二話 『キャロの思い、そして任務終了』
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所で、
「ブロークン!」
これもまた壊れた幻想の再現で、魔力の爆発を起こさせて盛大に巻き込んで爆散させる。
『シホのカラド・ボルクも宝具じゃないのにすごい威力だね』
『うん…。やっぱりそれだけシホちゃんの投影魔術が異常な威力なんだね』
二人からそんな感想が聞こえてくる。
「でも、魔法に触れてみてやっぱり威力不足がしてたまらないわ…」
『シホちゃんはやっぱり投影の方が合っているね。
でも、ちょっと威力の件に関しては嫉妬しちゃうかもしれない…』
なのはがそんなことを言い出す。
やっぱり私も少し宝具という甘えが出てきているのかもしれない。
心に甘えが出てたるんでいる証拠だ。気を引き締めないと…!
ここ数年、投影魔術は魔術訓練では使うけど戦闘ではめっきり使っていないからね。
緊急事態だったら躊躇わず使う気ではいるけど。
そんな事を思いながら次々と私達はガジェットを各個撃破していくのだった。
フォワード陣の皆が安心して初戦を乗り越えられるように、負担を少しでも減らせられるように。
◆◇―――――――――◇◆
一方、ヘリのほうでは、
「さぁて、新人ども。隊長さん達が空を抑えてくれている間に安全無事に降下ポイントにご到着だ! 準備はいいかい!?」
ヴァイスが豪快にフォワードメンバーに声をかける。
そしてまず、
「スターズ3、スバル・ナカジマ!」
「スターズ4、ティアナ・ランスター!」
「「いきます!」」
まず前方ポイントにスターズの二人が飛び出した。
「次! ライトニング! 行って来い!」
「「はい!」」
しかしそこでキャロが少し飛び出すのに戸惑っているが、エリオがそれにすぐに気づいて、
「一緒に降りようか」
「え…?」
エリオが手を差し出して二人は手を握り合い、
「うん!」
「頑張ってキャロをエスコートするんだよ。エリオ」
「頑張ってね、エリオ君」
「はい!」
二人は手を握り合いながら、
「ライトニング3、エリオ・モンディアル!」
「ライトニング4、キャロ・ル・ルシエとフリードリヒ!」
「キュフー!」
「「いきます!」」
そしてエリオとキャロも飛び出していった。
「最後だ! セイバーズの姉弟、気張っていけ!」
「レン、いくよ?」
「うん、ラン姉さん!」
「セイバーズ3、ラン・ブルックランズ!」
「セイバーズ4、レン・ブルックランズ!」
「「いくよ(いきます)!」」
そして六人は空中でバリアジャケットを纏い、それぞれ列車の上へと降り立った。
スターズ分隊のバリアジャケットはなのはに似た白い線が入っているもの。
ライトニング分隊のバリアジャケットは
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