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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第6話 イッセーの覚醒、そして新しい仲間
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「木場達なら大丈夫さ、皆俺より強いし・・・」

 そう、木場や子猫ちゃんは俺なんかより強い。ジオにしても俺達が来るまで一人でアーシアを助けて、守っていたんだ。
 ・・・・・俺って弱いな。

「どうかしましたかイッセーさん」

「なんでもないよアーシア。それより急いで此処から離れよう」

 俺はアーシアの手を掴んで再び走り出そうとした。その時、階段から黒い人影が飛び出してきた。そして俺達の前に回りこんた。

「残念だけど、ここまでよ」

 回りこんだ人影、レイナーレは黒い翼を広げてイッセーとアーシアの前に立ちふさがった。

「ゆ、夕麻ちゃん・・・・」

「レイナーレ様」

「ハ〜イ、イッセー君昨日振りね。さっそくで悪いんだけど死んでくれない」

 そう言うとレイナーレは光の槍作り、イッセーに投げた。

ズドン。

 とっさに俺は避けようとしたが槍は肩に突き刺さった。

「ぐあぁああ!!」

「イッセーさん!!」

 俺のあまりの痛みに肩を押さえて膝を突いた。

「ぐっぅうう!」

「うふふふ、苦しいかしら悪魔にとって光は猛毒に等しいわ、光はあなたの体を回りダメージを行き渡らせる」

 レイナーレは再び光の槍を作り出した。
 !やばい、俺はそう思った。

「さっきのより力を込めたわ。あの化け物が来る前にアーシアを連れて此処から離れないといけないの、さようならイッセー君!」

 投げられた槍は俺に向かってくる。だが、俺は肩に刺さる光の槍の激痛で動けなかった。
 っくそ、ここまでなのかよ。部長、朱乃さん、子猫ちゃん、ジオ、木場。
 迫ってくる光の槍を前にして俺はオカルト部の皆を思い浮かべた。

「イッセーさん!!」

 アーシアが俺と光の槍の間に入ってきた。

「「!!?」」

ザシュ。

 光の槍がアーシアの腹部を貫いた。アーシアはそのまま仰向けで倒れた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「―――アーシアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 俺は肩の激痛を無視してアーシアに駆け寄り抱き起こした。

「アーシア!アーシア!返事をしてくれアーシア!!」

「・・・・・・・・・だ、大丈夫でしたか、イッセー・・さん」

「なんで、なんであんな事したんだ!!!」

「・・・・・・・私、イッセーさんに守らればっかでした、だからあの時イッセーさんが危ないと思ったら体動いていたんで――――!」

 アーシアは口から血を吐く。

「アーシア!!」

「ケホッ・・・・私、後悔してません。だって、イッセーさんを守れ
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