第3話 自分で撒いた種は自分で刈り取ろう。でも内容によっては無理しないように
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人のコンビ名あるよ」
「それ全然違うから! 後神楽ちゃんと銀さんは黙ってて! 話がややこしくなるだけだから」
非常事態であってもボケを忘れないお茶目な二人を横目に新八は少年から話を聞く事にした。今はとてもボケてる時間ではないのだ。
「それで、そのロストロギアって何なの?」
「ロストロギアとは発達した文明が滅びた際に残した遺産みたいな物です。でもその殆どが制御不能の代物だったりするんでとても危険な代物なんです」
「はた迷惑な話だな、そりゃ」
正しくその通りである。だが、それだけでは良く分からない。あれがロストロギアだと言うのは分かった。だが、結局あれと少年の接点は何なのだろうか?
「それで、あの青い石は【ジュエルシード】と言うロストロギアなんです」
「な、何か高価そうな名前だね。でも、それと君に一体どんな関係があるの?」
「それが、あれを掘り起こしたのが僕だからです」
「な、なんだってぇぇぇぇぇ!」
少年のその一言にその場に居た三人は同時にはもりだす。
「どどど、どう言う意味なの?」
「実は、僕は古代遺跡の発掘を生業とした部族出身なんです。それで、僕がとある古代遺跡の発掘調査をした際に見つけたのが……あれなんです」
「つまり、君が遺跡の発掘調査をした為に見つけたのがあの青い石って訳なの?」
「はい、そうなります」
新八の問いに頷く少年。だが、その直後、突然神楽が少年の胸倉を掴み挙げだした。
「てめぇゴラァ! どう責任とってくれるんじゃボケェ! お前のせいで家の屋台骨が永遠に目覚めない眠り姫状態になっちまったじゃねぇかゴラァ! どう責任とるつもりアルかゴラァ! 責任とっててめぇ今この場で丸坊主にしたろうかぁぁぁ!」
「ちょっ、神楽ちゃん落ち着いて! 此処でこの子を責めたって何にもならないじゃない!」
荒れ狂う神楽を必死に抑える新八。が、神楽はそう簡単に抑えられる代物ではなく、かなり荒れ狂う始末であった。
「つまり、あれはお前が見つけちまったとんでもない代物だってのは良く分かった。じゃ本題に入るがよぉ。なのはの中に入っちまったあれを取り出すにはどうすりゃ良いんだ?」
「それは……分かりません」
申し訳なさそうに俯く少年。すると今度は銀時までもが少年の胸倉を掴み挙げる。
「てんめぇぇぇ! いい加減な事言ってんじゃねぇぞゴラァァァ! てめぇが見つけたんならアフターケアも万全を期しろってんだろうが馬鹿野郎がぁぁぁ! どうすんだよ家の屋台骨をよぉぉぉ! このままじゃ俺ババァにどれ程請求が来るか分かんねぇんだぞぉ!」
後半全く関係ない事を言ってる気がしたがまぁそれは置いておいてである。とにかく、このままでは拉致があかないのは事実だ。
少年にはなのはの中に入っ
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