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インフィニットストラトス サタンと契約した憤怒の一夏
観戦中の出来事
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更識はそう言いながら、ISを全開した。

「安心しろ。こんな学園に興味は無い。それに今日ここに来たのは、表向きの世界初の男性ISパイロット織斑十秋の試合を見に来ただけだ」

「表向き?それはどういう事かしら?」

「あぁ、そうか知らないのか。なら教えてやるよ!俺が世界初の」

ズドオオオオンッ!!

俺が話をしている最中にアリーナの方から大きな音がなり、俺と更識はアリーナを見ると一機のISがアリーナの中に入っていった。

「何!何なの!?」

更識が驚いているとサタンが、あることを教えてくれた。

(一夏、もう一機こちらに来るぞ!)

「更識!後ろに飛べ!」

俺が大声で言って、2人して、後ろに飛ぶとさっき俺と更識がいたところに極太のビームが落ちてきた。俺が地面に着地すると更識は驚いた顔をしながら、こっちに飛んできた。

「あなた、本当に人間なの?普通あんな所から飛び降りたら死ぬわよ」

「生憎、カタギの人間とは鍛え方が違うんだ、さっきの攻撃をしてきたISが降りてきたぞ!」

敵ISがゆっくりと降りてきて、地面に足を着けた。敵は鉄の巨人のような、全身装甲のISだった。

「しょうがないわね。今回はお姉さんが守ってあげるから、後でゆっくりお話しましょう」

更識はそう言いながら、俺の前に出た。その時サタンが新しい情報を教えてきた。

(一夏、あのISは無人機で、篠ノ乃束が新しく作ったみたいだ)

「行くわよ!!」

更識が無人機に向かって行こうとした瞬間、更識の横を大きな青い炎弾が通り過ぎて、無人機に当たりかなりの勢いで燃え始めた。無人機はショートしたみたいで動かなくなった。

「あ、あなた!今何を…えっ、どうゆう事!何で男がISを!?」

更識は俺の右腕だけ、展開したサタンの腕を見て驚いていた。

「ああ、あの機体に腹が立ってな、ISを起動させて、燃やしただけだ…もうここには用はない。俺はもう帰る」

「待ちなさい!あなたは一体何者なの!?」

更識は俺の肩を掴みながら聞いてきた。

「生憎名前を教えてやるほど、俺も優しくないんだ」

俺が更識の手を振りほどくと更識と目があった。

「そんな綺麗な蒼い瞳をして、優しくしないと女子からモテないわよ!」

「どうでもいいわ!」

更識が俺の目の色のでからかってくるが、殺気を隠せていない。俺のこの蒼い瞳はサタンと一緒になった時に瞳の色が変化したらしい。

「なら、コレをやるからあきらめろ」

俺はそう言いながら、対IS用に作ったスタングレネードを地面に落として起爆させた。更識は目を押さえながら、もだえている。

「じゃあな!更識」

「ま、待ちなさい!」

(待ちなさいって言われて
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