番外編
番外編3:地上本部攻防戦
第4話
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ルの声が地下水道の壁に反射して響き渡ると,
ギンガの側にはティアナとスバルが立っていた。
「油断したか・・・」
戦闘機人の少女は一人ごちると,舌打ちをする。
「さあ,観念して投降しなさい!」
ティアナの声に少女は嘲笑を向ける。
「3対1ではさすがに不利か・・・。まあ,役目は果たしたのだから
十分だな・・・」
少女はそう呟くと,ナイフを3人に向かって投げつける。
「そう同じ手を食うもんですか!」
ティアナの指示で3人はナイフの軌道から距離を取ろうとする。
が,ティアナの予想に反してナイフは3人のはるか手前で爆発した。
「え!?」
予期しないことに3人は狼狽する。
爆風によって発生した土煙が収まると,崩れた天井によって
通路は完全にふさがれていた。
もちろん,そこに先ほどまでいた戦闘機人の少女の姿は無かった。
3人はお互いに顔を見合わせると,一様に肩を落としてため息をついた。
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