暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の十字架
〜s級去ってまたs級〜
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が覚めると太陽は沈みかけよるが近づいていた

「エルザは・・・?」

「目が覚めましたか!」

そばには海賊の姿が
手には手紙が

「姉貴からの手紙です」

手渡された紙を開くと
『先に行く』
とだけ書かれていた

「・・・わかりにく」

「姉貴は海岸ででっかいネズミ斬ってそのまま金髪の嬢ちゃん連れてどっかいっちまいやしたよ?」

「わかった。ありがとう」

そう言って俺は甲板から飛び降りて海岸に飛び降りた
着地の衝撃は食えるようまでは回復していた

「っと、エルザはっと」

魔力を感じ取り、居場所を大雑把だが把握する

「いた・・・ルーシィとハッピー。それにグレイも一緒か」

ナツがいないのが気のなったが今はとりあえず合流が先だ
しばらく走るとテントが見え、中からエルザとグレイの声が聞こえた

「見損なったぞエルザ!斬りたきゃきれよ!俺は体がバラバラになってもやり遂げるぞ!!」

なんだか空気が重い

「・・・切れないなら俺はいくぞ」

テントから傷だらけのグレイが出てきた

「・・・よう」

「クルス!?お前も来てたのか・・・」

「まぁな。なにがあったのか全くしらねぇが俺はお前たちを連れ戻しに来た」

グレイは眉間にしわを寄せた

「・・・俺はお前に止められても行く」

その目はとても真っ直ぐだった

「・・・誰も止めるなんて言ってねぇ」

「は・・・?」

「俺、今属性魔法食った反動で気持ち悪いんだ。だから気絶してる。気が付いたらグレイたちご一行がs級クエスト終わらせちゃってた」

「・・・」

あいた口がふさがっていない

「だから行けよ」

「・・・ッ!すまねぇ」

そう言ってグレイは走り去って行った
と、その時エルザ達もテントから出てきた

「甘いな・・・クルスは」

「お前だってそうだろ?中の会話、聞こえてたぞ」

「えぇ!クルス耳よすぎ!?」

ルーシィも手首をさすりながら出てきた

「ま、なんにせよs級魔道士二人だ。死ぬことはないだろう」

「あい!でもナツがいないのです!」

確かに、ナツの安否が気になるな
しかし、今はグレイを追ってこの島で何が起きてるのか理解すべきだろう
俺を筆頭に全員が一斉に走り出した


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