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連邦の朝
第三十話 開発状況
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きましては、8年間という予想がされています。陛下の孤児院の卒業者が、経験を積み育っていると予想しますともう少し早くなるやもしれません。」
コルベールが言い終わると佐々木と共に席に着いた。

「ダイナマイトが出来たのか!銃と航空機はどうなった?そちらも!」
ワイアットは、驚きそして興奮した、産業も工業も科学ですらこの世界一になった。技術水準は大体は、1920年代位のものになった。

私が、死ぬとしたらガリアが大改革と産業革命を終えて、総力戦をしてこない限りトリステインは、滅びずしかも連合を作って攻撃してきても、ゲルマニアとアルビオンには食糧輸出禁止と輸入禁止で崩壊する。もしも、ゲルマニアが攻めてきても、防衛ラインを越えられず中にいる商人が食糧買い占めと売りしぶりあとは、私の素敵な策が光れば内部崩壊だな。アルビオンは、廃位されたとは言え私の人脈は今もあり、裏から表まで支持者がいる。アルビオンを食らえるな、ロマリアは、マザリーニの力で動けない。フフッ我が戦略は完璧だな、ガリアは相変わらず似た者同士の兄弟がいがみ合っているようだし、時が来たら二人の共通の“友人”として最高の舞台を用意してやる。楽しめよ、腹黒シャルルに天才ジョゼフ。フフッ笑いが止まらんな、時間が経てば経つほどトリステインに有利に働く、しかし、大々的に生産が出来ればダイナマイトなども大量生産可能やも知れんな。まぁ今のうちに工器を大量生産して、隠して置くか。

「銃につきましては、閣下の提案通りに、三八式歩兵銃をストックをアルミ合金軽量化し、ストックが弾倉でしたが、新たに外部に弾倉を設けまして、少し銃身を切り詰めて携行しやすくしました。12年後に三八式歩兵銃から、この銃、トリスタニア2式に切り替えていく予定です。同銃弾は、三八式にも二式にも更には、今開発中の機銃にも使える予定です。航空機につきましては、治金技術が足りないので馬力が足りませんが星形空式780馬力エンジンと空冷500馬力が出来ました。300馬力エンジンを星形にしたところ火を吹きました。もう少し治金技術が上がり増したらば、300馬力エンジンを星形に設計し直します。このエンジン計算上は、1200馬力出ると予想されます。つきましては、予算を今の2倍にしてほしいです。なお、トラックには、300馬力エンジンを重量車両用にしたものを使っています。戦車は、もう少し技術蓄積がないと作れません。」
佐々木は席に着いた。

ワイアットは笑った。またひとつ野望への道を進んでいるのだから。
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