補足回 《チルノ》
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斬鮫「毎度おなじみ補足回! 今回はチルノ!」
チルノ「思うのだけど、補足回要らないんじゃない? 絶対、イラネーよって思ってる人いるわよ?」
斬鮫「いえね? こんな境遇を背負って尚、必死に生きてるんですよーっていうのを紹介したいんです」
チルノ「…………ハァ。ま、さっさと終わらせましょう」
・浅霧散乃について
斬鮫「じゃ、家族構成を」
チルノ「はいはい。えっと、今は祖母と祖父と一緒に暮らしているわ」
斬鮫「あー……自分で書いといてなんだけど、両親は?」
チルノ「……解ってるなら、聞いてほしくないんだけどね。私の両親は二年前、家事で死んだわ。因みに放火で、犯人はまだ見つかってない」
斬鮫「で、今は祖父母に引き取られた。と」
チルノ「そうね。あと、補足すると剣道は父さんが生きてた頃も祖父から習ってたわ」
斬鮫「貴女はそれを望んで?」
チルノ「いなかったわ。最初は父さんに言われて嫌々初めたの。だけど、初めての試合で相手と打ち合った時の高揚感は今でも忘れられない。それからかしらね。剣道が好きになったのは」
斬鮫「厳格なお祖父さんに剣道の型を渋々教わる姿を幻視できました」
チルノ「実際そうなのよね……」
・《エンゲージ》について
斬鮫「では、次は《エンゲージ》についての補足です」
チルノ「《エンゲージ》で作り出した六本の剣は耐久力が無いわ。言ってしまえば、絶対に壊れないのね」
斬鮫「これでも、他のキャラに比べるとマシな方という……」
チルノ「ま、その代わりと言っては何だけど、これしか装備できなくて、攻撃力はそこまで高くないのよね」
斬鮫「そりゃまぁ、貴女のステータスで強くなりますから。序盤は防御に回さざるを得ないんです」
チルノ「まぁ、仕方ないわね……」
・終わりに
斬鮫「さってと……今回もこんなところで終わりです。チルノというキャラクターを分かって頂けたら作者冥利に尽きる。というやつです」
チルノ「さ、死ぬ?」
斬鮫「………なして?」
チルノ「仕方ないでしょ? シキに頼まれたんだから」
斬鮫「…………どんな風に?」
チルノ「『オチになったら殺しといて』って」
斬鮫「あのヤロウ…………」
チルノ「というわけで、皆さんさようならー」
斬鮫「私はこの世からもさようならですか……」
この後、斬鮫を見た者は誰一人居なかった…………。
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