暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Aそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
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いデバイスだよ、ソレ」
「ぅく・・・」
「でも・・・あなたはまだ使いこなせてない」
“レイジングハート”の張ってくれたシールドで何とか防御した・・・のに。すぐにピシピシひび割れて行って「きゃああああ!」砕かれちゃって、地面に向かって大きく弾かれ飛ばされちゃう。
「なのはちゃん!」
――ホールディングネット――
すずかちゃんが発動してくれた網のようなものが私を優しく受け止めてくれた。けどすぐにそこから飛び立つ。テスタメントちゃんが十字架を振り上げながら高速で降りて来たから。宙でテスタメントちゃんとすれ違う。仮面の奥、見えないけど・・・テスタメントちゃんが笑ったように感じた、体が自然に動く。“レイジングハート”の先端をテスタメントちゃんに向け、「ごめんね!」一言謝ってから、
≪Divine Busuter≫
至近距離での本気の砲撃を当てる。直撃の爆発が起きて、テスタメントちゃんが煙の中に消える。でもすぐに「結構容赦ないね、高町なのは!」煙の中からそんな声が聞こえてきた。そしてそれと一緒にボワッとものすごい白煙が生まれて、私の周りが真っ白になる。
咄嗟に口と鼻を手で塞ぐけど、“レイジングハート”にただの煙幕だってことを教えられた。とにかく周り全部が煙で何も見えないから出ないと。煙の中を飛んでいると、“レイジングハート”から≪上空から来ます!≫って警告が。
――ラウンドシールド――
何も見えない今、回避は難しい。だから防御を選択する。空に向かって手を伸ばして、シールドを展開。
その直後、煙を斬り裂いて現れたのはテスタメントちゃんじゃなくて「フェイトちゃん!?」だった。シールドを挟んでフェイトちゃんと対峙する。
「テスタメントに言われた。君と戦うのは私の方がいいって」
≪Photon Lancer≫
シールドから離れたフェイトちゃんの周囲に、放電する魔力スフィアが6基展開された。シールドを解除しながらフェイトちゃんから距離を開けて、私も魔力スフィアを5基と展開する。
「シューット!」「ファイア!」
同時に号令を下して一斉に射出。フェイトちゃんの攻撃はシールドで防ぎ切り、フェイトちゃんは高速で移動してかわした。高速移動のヒットアンドアウェイ。中でも背後へ回り込んでの急襲が、フェイトちゃんの基本的な戦術だっていうのはもう判ってる。後ろへ振り向きざまにシールドを展開。でもそこにフェイトちゃんはいなかった。
「後ろばかりを取るのが私じゃない・・・!」
「え?・・・移動してなかった・・・!?」
フェイトちゃんは移動したように見せて、またすぐに元の場所に戻ってたんだ。振るわれる“バルディッシュ”。シールドを張るには懐に入られ過ぎてるからダメ。咄嗟に“レイジングハート”を
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