暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Aそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
[4/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。フェイトさんとテスタメントさんが姿を見せるかもしれないわ。追跡の用意も怠らずに」

『了解しました。念のため、イリスをトランスポーター前に待機させておきます』

それを最後にモニターが消えた。リンディさんの横顔を見ていると、「あの子、私の息子なのよ♪」って微笑んだ。その話にビックリしちゃった。だってリンディさんってクロノ君みたいな大きな子供が居るとは思えないほどに若いんだもん。だからそう言ってみると、リンディさんは頬に手を添えて「まあ。嬉しい♪」ってすっごく嬉しそうに笑顔になった。

「お話し中、すいません。なのはちゃん。そろそろ戦いの準備をした方が・・・」

すずかちゃんに言われて、「あ、うん、そうだね。レイジングハート」シューティングモードで起動して、バリアジャケットに変身。すずかちゃんも変身。先を走るアリサちゃんはすでに変身し終えていて、「来るわよ!」“フレイムアイズ”を構えた。私たちそれぞれの肩に乗ってたユーノ君たちが一斉に降りて、

「セレネ、エオス!」

「「うんっ!」」

元の人の姿に戻った。私とすずかちゃんは初めて見た、セレネちゃんとエオスちゃんの本当の姿を。ミルクティのような色をした髪は、セレネちゃんは腰まであるロングで、エオスちゃんが肩までのセミロング、目の色は一緒でピンク色。バリアジャケットはユーノ君のと似ているけど、セレネちゃん達のはスカートで色違い。

「封時結界!」

ユーノ君が結界を張って、全員が臨戦態勢に入ったとほぼ同時、林の中から一頭の「ドラゴン!?」が飛び出してきた。

「違うわ! コイツは・・・(マムシ)よ!!」

そう。アリサちゃんの言う通りそれはドラゴンじゃなくて毒蛇のマムシ。ジュエルシードの影響で巨大化してて、それはもう大変恐ろしいモノになっちゃってる。大口を開けて突進してきた巨大マムシから逃げるために、「レイジングハート!」飛行魔法フライアーフィンで空に上がる。
ユーノ君は自力で、飛べないアリサちゃんはすずかちゃんに後ろから抱かれて空へ。セレネちゃんとエオスちゃんは「離れます」ってリンディさんの腕を両側から取って大きくジャンプ、距離を開けた。

「ディバインシューター・・・。シューット!」

地中に潜って行こうとしてるマムシにシューター6基を放つ。だけど着弾するより早くマムシは地中へ消えて行っちゃった。

「速いわね。・・・サポート班!」

「「「「うんっ!!」」」」

アリサちゃんの指示にすずかちゃん達が力強く応えて、それぞれ足元に魔法陣を展開。サポート班は、私とアリサちゃんが攻撃に専念出来るようにバインドや結界発動などの補助魔法を担当するチームで、すずかちゃんやユーノ君たちが決めて作ったもの。

「地鳴り近くなってきた。なのはちゃん、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ