暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Aそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
[11/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
もしれないって恐怖があってそれが出来ない。

≪しょうがねぇ。アリサを守るためだ。約束は守れよ!≫

「フレイムアイズ!? ダメ! やめなさいってば!」

アリサちゃんの制止も空しく“フレイムアイズ”から浮き出るジュエルシード。テスタメントちゃんはジュエルシードを掴み取って、「もちろん果たすよ」そう言ってアリサちゃんを解放して、次いでみんなのバインドを破棄した。その瞬間、

「あたしのジュエルシードを返せぇぇぇーーーーッ!」

――フレイムウィップ――

「「このぉぉーーーーッ!」」

――バスターラッシュ・バージョン・エオス――

「シュートバレット!」

アリサちゃん、セレネちゃんとエオスちゃん、そしてユーノ君がテスタメントちゃんから離れて一斉に攻撃。私も続いて「シュート!」待機させていたシューターを一斉に再発射。

「自己の願望成就。その道程は他者の蹴落とし也。落とされし者等が築くは無残無念の敗衄(はいじく)の山。其の頂きに立つは望みを成し得た勝利の王。王は叶えし願いの頂で大いに笑う・・・!」

――火天之王――

「ふふふ、ははは・・・あーっはっはっはっはっはっはっ!」

テスタメントちゃんが呪文を唱えて十字架を地面に突き立てると、大爆発を起きた。私たちの攻撃はその爆発で完全に消し飛ばされて、5mほど離れてたアリサちゃん達が大きく吹き飛ばされた。そしてその衝撃と爆炎は、空に居る私にも届いた。フェイトちゃんとアルフさんはもう離脱済み。

「きゃぁぁぁぁ!」

爆風に耐えることが出来ずに私はその場所から大きく吹き飛ばされちゃう。視界いっぱいに広がる黒煙。その黒煙の揺らめきの中で、不自然な揺らめきを見た。そしてすぐに「今度はあなたのジュエルシードをちょうだい?」テスタメントちゃんがその揺らめきの中から飛び出してきた。

≪Protection≫

振り降ろされた十字架をバリアで防御した・・けど、「きゃあ!」また簡単に破壊された。私の“レイジングハート”に手を伸ばしてきたから、その手から逃れるために“レイジングハート”を持つ左腕を後ろに引いた。私の胸の前を横に素通りしていくテスタメントちゃんの左手。このまま距離を取ろうとした時、

――輝き流れる閃星(サピタル)――

「え・・・!?」

“レイジングハート”を持つ左手に衝撃。そして私の手から“レイジングハート”が離れる感覚。そのすぐにテスタメントちゃんが目の前から消える。フェイトちゃんの高速移動のように。何をされたのかさっぱりで混乱しちゃうけど、テスタメントちゃんが私の手から“レイジングハート”を弾き飛ばして、強制的に離させたってことだけは判る。

「待機モード!」

そう叫ぶ。振り返ると、数mほど離れた宙に舞ってた
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ