暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
虚空爆破
Trick10_“スピネル”という別の宝石です
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?」

「違う、俺はこの子が洋服探してるって言うから案内しただけだ。妹じゃない」

「そうなの? 私はこの子は昨日会ったのよ」

「トキワダイのおねーちゃん、昨日はカバンありがとう!
 あのね、今日はおにーちゃんに連れてきてもらったんだ!
 オシャレの人はここに来るってテレビで言ってたの!」

「そう、今ででも十分かわいいわよ」

「どっかの誰かさんと違ってな(ボソ)」

「って何よあんたヤる気!? だったらいつぞや決着を今ここで」

「やめなさい」

ビシッ!

信乃が御坂の頭にチョップを入れた。

「信乃にーちゃんなにするの!?」

「何考えているんですかこんな所で」「お前の頭はそれしかないのかよ」

信乃と上条は同時に呆れて言った。

「こんな人の多い所で始めるつもりですか?」

「そうだぜビリビリ」

「うっ!!」

御坂は2人に言われて気付き、詰まって黙り込んでしまった。
何も言えずにいると、

「ねーねーおにーちゃん、あっち見たい」

少女が上条の服を引っ張った。

「お、わかった。じゃあ俺らは行くよ。またな」

「はい、またの機会に。

 っと、その前に自己紹介しましょうか。

 私は西折信乃、高校1年です。
 敬語のしゃべり方は・・・・癖なので気にしないでください」

さすがにキャラ作りとかは言わなかった。

「おう、俺は上条 当麻(かみじょう とうま)、同じ歳だ。よろしく」

「ちなみにわたしは風紀委員をしています」

「なおさら昨日のけんかを止めろよ!」

「おにーちゃんはやく〜」

「はあ、わかったわかった。じゃあな、西折、ビリビリ」

「じゃーねーおねーちゃんー! ばいば〜い!」

2人は歩いていった。



「上条さん、面白い人ですね」

「どこがよ! あんなイラつくやつ!」

「御坂さんって短気なんですね、というよりバトルマニアみたいなところありますね。
 もう少し時と場合を考えてた方がいいですよ」

「う、我ながら見境ないな・・。まあとにかく、初春さんたちのところに行こう」

「そうですね」

2人は洋服コーナーから出て佐天たちがいる水着のコーナーに向かった。


しかし、信乃が急に立ち止まり御坂も気付いて信乃を振り返る。

「どうしたの? あ、水着コーナーだからまた男がいたらとか気にしてるの?」

「・・・・」

「信乃にーちゃん?」

「いえ、そうですね。男がいては嫌でしょうし、もう少し時間をつぶしてきます。」

そう言って信乃は立ち去るように歩いて行った。

「? なんか変だったけど、別にいいか」

「御坂さん、どうですこの水着! 可
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