暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
信じる力
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ところ案外セキュリティ強かったわね、まさか見つかると思わなかったから。それに引き換えリヨールシティのアジトは楽だったわねっ。 監視システムがメンテナスって何を弄ったらそんな事になるんでしょうね?」
「だから俺はプラグラムは無理だって言っただろうが・・・まぁ確かにあそこは簡単だった。ともかくこれであそこの街中心、その辺一帯の森にはおかしなレベルの奴等も、暴走する奴らも現れないだろう」
この二人が話していることとは一体・・・そしてアジトとは・・・
「にしても見つからなかったわね、時空間の歪みの原因。本当に早くしないとドリームメイカーズの野望が実現しちゃう・・・」
その娘は視線を下に下ろす。それを見てリファルはゆっくりと近づいてその娘を後ろから きゅっと 抱きしめ、
「心配するな。なんかあったら絶対に守ってやるから」
「リファル・・・」
そう一言。抱きしめる手も自然と強くなる。
「とにかく出るぞここから。だからお前はいつも通り明るくしてろ。俺の調子が狂うからな。あと、気づいているんだろう?この遠吠えを」
「ふふ、リファルも気付いていたのね。加勢する?」
「そうだな、加勢するか。もしこのダンジョンに見合わないレベルの奴が居たら危険だからな。しかもさっき大きい爆発音もしたもんな・・・とにかく走って向かうぞ!!」
そうフィリアに言うとその場所に行くためにアーシアより格段に早い、まさに電光石火で走って行くのであった。
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