暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
信じる力
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答えた。それを見て何を思い出したのかレイエルが突然真剣な顔になり、
「ところでアーシアちゃん、なんで技が使えたのよ?しかもいきなり」
「えっ!? えーと、自分を信じたからだと思います。自分ならやれると」
「ふぅーん、まぁ分かったわ。そのへんはあとでジックリと。 じゃあなんか大丈夫そうだから行きまし・・・・・・っ!!!! アーシア、モルク横に大きく飛んで!!」
その声に何も考えずにアーシアとモルクは横に飛び覗いた瞬間、まだ完全に晴れていない砂煙の中から赤いビームのような物が飛んできて・・・今まで自分が立っていた場所の地面が大きく掘り削られた。信じたくは無かった、だがこれに気がつかずに後ろ向いてこの場から離れようとしていたら間違い無く死んでいたと思うと、額に汗が流れる。しかも赤い光が見えてからこっちに向かって放たれてくるのは数秒も無かったとなると・・・もうこれ以上は考えたくもない。だがそんな事よりも、
「まだ立ち上がれるんだね、あのバンギラス。幾ら何でも強すぎだと思うんだけど・・・レイエルはどう思う?」
「どう思うもなんもチート級の強さなのか、それとも私たちの威力不足なのか・・・ともかくなんとか沈めないと、もし逃げたとしてもほって置いておくのは危険だし、ましてや私たちみたいに間違えた他の人に危険が及ぶんだから倒すしか無いわね・・・」
「た、倒せるでしょうか・・・?」
レイエルの呟きにアーシアは震え声で尋ねる。その問いに対してレイエルは難しそうな顔をしながら、
「わかんない・・・でもやるしか無いのわね・・・」

〜〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜

ところ変わって同じ森の中で二人がさまよっていた。一人は草タイプのリーフィアで、もう一人は氷タイプのグレイシアだか、こちらは背中に体色と同じバックを背負っていた。
「ねえ、出口まだなの?」
「まだだ・・・・・・てか、くっつくな。恥ずかしいだろ・・・」
「良いじゃないのよ。別に誰か見てるわけでも無いし、居るわけ無いんだから」
どうやら二人のカップルが(片方が一方的だが)出口を探しているようだが、なかなか見つからないらしい。
「にしても、なんで私達こんな敵意剥き出しにされないといけないのよっ? でもリファルが居るなら安心ね!!」
「お、俺に任せる気かよ・・・」
「任せるわけじゃないけど、なるべくはリファルが前線して欲しいのよ。ほらっ、アタシはトレジャーバック背負ってるせいで機動性が落ちてるから。 しかも少女に前線に出ろって言いた「はいはい、分かった分かったっ!!」分かればよろしいー」
そのやり取りに嫌気が刺したようでリファルはことを承諾したが、正直面倒くさそうな雰囲気が顔に出ていた。
「ねぇリファル?」
「あ、なんだ? また要件追加か?」
「違うわよ。さっき攻めた
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