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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
新たな一日
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出ず、少し考えて出てきたのは、
「私の名前はアーシア申しますです。あの、私の事を助けて下さってどうもありがとうございました」
 アーシアと名乗ったはイーブイは丁寧にお辞儀をする。それに対して、
「お礼は良いわよ。困った時はお互い様でしょ」
「そうだよ。あっ、ところでどうして海岸で倒れていたの?」
「え?えーと・・・・・・驚かないで聞いてくれますか?」
「う、うん」「ええ、驚かないわ」
 さっきまでのほんわかしていていた空気が一気に固まる。数秒開いて、ためらっていたアーシアが口を開いた。
「ま、まず一つ目はここの世界の住人では無い事です」
「え?ここの世界の住人では無い?・・・」
「はい。私はこの世界に大事な使命を持ってこの世界に来たんです。いえ、来たと言うより導かれたっと言ったところでしょうか」
「導かれた?もしかして新聞に書かれていた事と関係が?」
 今度はアーシアが首を傾げる番だった。そしてどのような事が書かれていたか問う。
「うる覚えだからちゃんと合っているかは分からないけど、どうやら昨日の夜に私達が寝てから大きな雷が落ちたらしいんだ。死傷者はグラエナが一人、ポチエナが四人とドリームメイカーズの・・・」
 その一つの語句に反応し、大声を上げる。まさかいきなりドリームメイカーズの情報を掴めるなんて思ってもいなかったから。
「そ、そうだけど。どうしたのそんなに声を上げて・・・」
「私がこの世界に導かれた理由、それがドリームメイカーズの野望阻止なんです」
「え!?」「何よそれ!?」
「野望ってどんなことをするの!?あそこは今までも探検隊が使う 戻り玉 とか わざマシン とかとにかく色々な役立つ物を作ってくれる文字通りの夢の工場なんだよ!!?そんな事はありえないよ!!」
「え、どういうことですか!?」
 帰ってきた言葉にアーシアは前足を口元に持ってきて言う。もしそのことがほんとなら自分が来た理由が無いことになる重要なことだからだ。
「どう言うこともそう言うことだよ? えーと、それでさっきの話の続きだけど、どこまで話したっけレイエル?」
「死傷者の当たりよ」
それを聞いて ありがとう っとレイエルに返すと、向き直して話し始める。
「死傷者はグラエナが一人ポチエナの四人とドリームメイカーズの優秀な研究員だったピカチュウのライトで計六人。グラエナとポチエナの方は感電死だったけど、ライトは今ナルトシティーの大型病院に搬送されて治療を受けているんだって。あ・・・考えてみれば導かれし者達の事を言ってたのライトだったような気がする・・・」
「なら話が早いじゃないですか!! なら私はライトさんに直接会って確かめてみます。じゃあ私は失礼しますです!!」
重要な情報を手に入れ、走り出した瞬間。後ろから呼ばれたような気がして振り返
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