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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
新たな一日
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してたのね、この子は・・・・・・。こんなに騒いでも起きないなんて」
 レイエルはイーブイのところへ行き顔を覗き込む。すぅーすぅーと小さな寝息が聞こえ、その次はおでこをつけて体温確認・・・大丈夫らしく、モルクにウィンクを飛ばす。
「もうこれなら大丈夫ね。いきなりのお願い聞いてくれてありがと」
「ボクこそ助けられて良かったよ。昨日はたまたまもう少し起きてよかなって思って起きてたから、今思えばこの為だったんだなって・・・それはいいとして一つ問題が」
「え、なに? いきなりくらい顔してなんかヤバイ事あった・・・?」
「昨日は何とか持ったんだけど、昨日で木の実が無くなっちゃったから買い出しに行かないといけないんだよね・・・」
 モルクが聞いたことは 食料 の事だった。実はあまりにもレイエルが沢山食べてしまったために木の実が底を付いてしまったのだ。
「うーん、じゃあ取り合えずリンゴとか買ってくれば? この子もリンゴなら食べるでしょ」
「そうだね。じゃあついでだからグミも買ってこようかな~」
 その言葉にぴくっとレイエルは反応し、
「グミだったら むらさきグミ 買ってきて。 アレあたし好きだから」
「えっ!!?う、うん・・・分かったよ(お金無いのに・・・)」
 グミの注文に嫌だとは口に出せなかった。何故ならお願いを断ったら何されるか分からないからである。過去に頼まれごとを託され(無理矢理)やらなかった事があった。そうしたらレイエルから怒りのマジカルリーフを喰らい、全治3日の怪我をしてしまったから。(内容がお届けものだから尚更だったのだが)
 ちなみにレイエルが言った むらさきグミ とはゴーストタイプが好きなグミで、炎、水、草、電気、タイプが好む色とりどりのグミが存在する。
「えーと、確かイーブイってノーマルタイプだよね? じゃあ しろいグミ も買ってこようかな?どうせ買うなら」
「ありがとっ。じゃあアタシ
この子見てるから宜しくー!!」
「・・・分かったよ(ここはボクの家なのになー・・・)」
 そう思ったことを言えないことに耐えながら、モルクは今有るお金をかき集めて、バックを背負って買い出しに行った。

〜〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜

そして


「お買い上げありがとうございます。また来てくださいね!!」「来てくれよ!!」
「うん、また来るよ!!」
モルクは少し町外れのカメレオンの形をしたところで木の実、頼まれたグミ各種、そしてリンゴなどを買っていた。この店はとは何度もモルクはお世話になっているらしく店主との交流もかなりある。そして礼儀正しそうな口調が兄のクスロで、タメ口の方のはクスロの弟のレガラ。弟の方はなぜか体色がピンク色で、なぜ体色が変わったかはクスロでも分からないよう。
 ちなみにクスロが食べ物系で、レガラは体に身
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