暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーブレイド〜蒼雷の剣士とけんぷファー〜
ミッシングエース2:赤のケンプファーとの出会い
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ゃないかと言う事で済まされている。

虎太郎「うん、あそこって姉さんの母校で色々と面白い奴もあるから行くんだ。天音ちゃんは始と姉さんと行くそうだよ」

剣崎「そうか…広瀬さんは行くと思うか?」

虎太郎の言った事に剣崎はふと思った疑問を言う。

虎太郎「もしかしたら行くんじゃないかな? …まっ、何もなければ僕も良いんだけどね」

剣崎「…そうだな」

笑って言う虎太郎に剣崎はなぜか不安を隠せない顔で同意する。

ジョーカーとなった剣崎は直感が凄まじくなり、文化祭の日に何やら嫌な予感が起こりそうな気がすると感じ取っていた。




そんなこんなで翌日の星鐵学院

剣崎「(…それにしても…)」

着いた後に貰った星鐵学院校内新聞を見て剣崎は思った。

剣崎「(ミスコンもあるんだな此処って…しかも写真に写っている1人の子はナツルと一緒にいた子だし…名前は『沙倉 楓』ちゃん…んでもう1人は『三郷 雫』ちゃんか…)ん…?」

歩いていて剣崎は目の前を走るナツルを見つける。

剣崎「何で急いでいるんだ…それも確か此処、男子校舎だし…」

気になった剣崎はナツルを追いかける事にした。




ちょっと此処でナツルの方に視点を当てよう。

ナツル「(おいおい? 俺がミスコン出場だなんてどう言う事だよ?)」

学校に着いて、ぼんやりしていた時に男性時のクラスメイト『東田 幹仁』からミスコンの事を聞き、何時の間にか女性時の自分が何時の間にか出場決定されていた事に驚き、自分を出場決定させた本人に問い詰める為に走っていたのだ。

その途中で女になってしまったが…

ナツルが向かう部屋に長い黒髪と抜群のスタイルを持つ美女が椅子に座り、書類に記入していた。

そこに…

タッタッタッタッ、ガラッ!

ナツル「何の嫌がらせだ!?」

その抗議に少女…雫は紙から目を離して扉を開けて立っているナツルを見る。

ナツル「どうして男の俺がミスコンに出なきゃならないんだよ!?」

雫「女の子じゃない」

ナツルの抗議に雫は真顔であっさり言い、それにナツルはあっけに取られた後に慌てて言う。

ナツル「さっきまた勝手に変身しちまったんだよ!自分じゃまだコントロール出来ないんだよ!」

雫「別に嫌がらせじゃないわ」

叫んだナツルに雫は目を閉じて言う。

ナツル「えっ?」

雫「全ての生徒により良い学生生活を提供するのが生徒会の役目…私は皆に文化祭を楽しみにして貰いたいの。その為にはあなたが必要だと判断しただけ、他意はないわ」

じっと自分を見るナツルに雫はそう言った後に立ち上がり、ナツルを背にし今度はテーブルに座り、足を組み、顔をナツルに向ける。

雫「男子女
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